みんなのアプリラボ
Try it now
さわってみる(体験デモ)
スプレッドシートのセットアップ不要。
パーツを追加してアプリがどう作れるか体験できます。
サンプルエディターを開く
目次 / Contents
  1. 01
    アプリラボ でできること ツールの概要・授業の流れ
  2. 02
    初期設定(先生のみ・最初の1回) スプレッドシートのコピー・GAS デプロイ・生徒登録
  3. 03
    エディターで生徒はアプリを作る パーツの種類・画面の作り方・保存と公開
  4. 04
    完成したアプリを使う(生徒ユーザー) 名前入力・データ保存・グラフ・AIアドバイス・レビュー
  5. 05
    データ・グラフタブで確認する 記録一覧・レビュー集計+AI分析・AIアドバイスログ
  6. 06
    スプレッドシートのシート構成
  7. 07
    よくある質問
1

みんなのアプリラボ でできること

みんなのアプリラボ は、プログラムを書かずにWEBアプリを作れるノーコードエディターです。中学校技術科の授業で、生徒が「課題解決のためのアプリ」を設計・作成・評価する一連の活動を1つのツールでサポートします。

生徒はパスワードでログインしてエディターを開き、パーツを並べてアプリを組み立てます。完成したアプリは同じURLで友達も使えて、記録データ・AI相談・レビューがすべてスプレッドシートに自動保存されます。先生はそのデータをリアルタイムで確認できます。

📱
ノーコードでアプリ作成
パーツをクリックして追加するだけ。プログラミング知識がなくてもWEBアプリが完成します。
📊
記録データ&グラフ
アプリに入力された数値が棒グラフ・折れ線・円グラフで自動表示されます。
🤖
AIアドバイス機能
生徒が質問を入力するとAIが答えます。やり取りはスプレッドシートに自動記録されます。
⭐
レビュー・評価機能
作ったアプリをほかの人が評価できます。▲○◎の3段階と自由コメントで収集します。
👩‍🏫
先生向けデータ確認
記録一覧・レビュー集計・AIログをエディターのデータタブで一括確認できます。
🔗
1つのURLで完結
生徒も先生もアプリ利用者も、同じURLにアクセスするだけ。インストール不要です。

FLOW授業の流れとシステムの対応関係

① 課題の設定先生が説明
② アプリ設計エディターで作成
③ データ収集アプリを友達が使う
④ 考察・発表グラフ・データで振り返る
⑤ 先生確認データ・グラフタブ
2

初期設定(先生のみ・最初の1回)

⚠️
授業開始前に一度だけ行う作業です

設定が完了すれば、以降の授業では URL を共有するだけで使えます。所要時間:約 15〜20 分。

STEP 1スプレッドシートをコピーする

「生徒情報」シートの列構成

列内容入力例注意
A列 名簿番号(数値)1, 2, 3… 重複しないこと
B列 パスワードpass01, pass02… 生徒に配布する文字列
C列 生徒の名前田中太郎 エディターの表示名になります
D〜 アプリ定義JSON・公開URL(自動で埋まります) 触らないでください
ℹ️
先生アカウントの登録方法

先生用のパスワードは GAS スクリプトプロパティの TEACHER_PASSWORD で設定します(後述)。先生は「生徒情報」シートに追加せず、別パスワードでログインします。

STEP 2Apps Script を開いてプロパティを設定する

プロパティ名値の内容必須
AZURE_OPENAI_ENDPOINT Azure OpenAI のエンドポイント URL AIを使う場合
AZURE_OPENAI_API_KEY Azure OpenAI の API キー AIを使う場合
AZURE_OPENAI_DEPLOYMENT デプロイメント名(例:gpt-4o) AIを使う場合
OPENAI_API_KEY OpenAI の API キー(Azure の代わりに使う場合) どちらか片方
TEACHER_PASSWORD 先生ログイン用パスワード(任意の文字列) 必須
✅
AI が不要な場合は省略できます

AI 関連のプロパティを設定しなくても、記録・グラフ・レビュー機能は使えます。その場合、AIアドバイスパーツはエラーを返しますのでご注意ください。

STEP 3ウェブアプリとしてデプロイする

✅
コードを更新したときは「新しいデプロイ」で

GAS のコードを変更した後は「デプロイ」→「デプロイを管理」→「編集(鉛筆アイコン)」→「バージョン(新しいバージョン)」で保存してください。URL は変わりません。

DONEログイン画面の確認

デプロイ後に URL を開くと、パスワード入力画面が表示されます。先生用パスワードでログインすると直接先生エディターへ、生徒用パスワードでログインするとエディターへ遷移します。

ログイン画面
📷
ログイン画面(パスワード入力欄)
img/login_screen.png
3

エディターで生徒はアプリを作る

生徒がパスワードでログインすると、みんなのアプリラボ エディターが開きます。左のサイドバーでパーツを選んで追加し、中央のスマホプレビューでリアルタイムに確認しながらアプリを組み立てます。

エディター全体
📷
エディターの全体画面(サイドバー・プレビュー・プロパティパネル)
img/editor_overview.png

PARTS追加できるパーツ一覧

🔤
見出し
📝
テキスト
⬛
ボタン
🖼️
画像カード
⌨️
入力フォーム
📊
グラフ表示
📋
メモ一覧
🤖
AIアドバイス
⭐
レビュー
パーツできること設定できる項目
見出し画面タイトルや区切りの大きな文字テキスト・文字色・サイズ・太字・下線
テキスト説明文・メモテキスト・文字色・サイズ・太字・下線
ボタン画面移動・データ保存・URL を開く・メッセージ表示ボタン文字・色・アクションの種類
画像カードURL 指定で画像を表示タイトル・説明文・画像URL
入力フォーム数値またはメモを入力する欄ヒント文・役割(数値 or メモ)
グラフ表示保存されたデータを棒・折れ線・円グラフで表示タイトル・種類・縦軸上限・対象フォーム
メモ一覧保存されたメモを日付順で一覧表示一覧タイトル
AIアドバイス生徒が入力した文章に AI が回答見出し・ラベル・システムプロンプト
レビューアプリへの評価を収集するボタンタイトル・評価項目(複数設定可)

PARTS入力フォームの設定

入力フォームは、生徒がアプリに数値やメモを入力するためのパーツです。グラフ表示・保存ボタンと組み合わせて使います。

設定項目内容例
ヒント文(プレースホルダー) 入力欄に薄く表示されるガイドテキスト 「今日の歩数を入力」「体重(kg)」
役割 「数値入力」または「メモ入力」を選ぶ 歩数・体重などは「数値」、感想などは「メモ」
ℹ️
「数値入力」と「メモ入力」の違い
  • 数値入力:グラフに表示するデータに使います。保存ボタン・グラフとの紐づけができます。
  • メモ入力:日記・感想など文字列の記録に使います。「メモ一覧」パーツと組み合わせて使います。
入力フォームのプロパティ設定
📷
入力フォームのプロパティパネル(役割の選択)
img/editor_input_form.png

PARTSグラフ表示の設定

グラフ表示パーツは、保存された数値データを自動でグラフ化します。「グラフに使う入力フォーム」を必ず設定してください。設定しないとデータが表示されません。

設定項目内容
グラフタイトル グラフの上に表示される名前(例:「歩数の記録」)
グラフの種類 棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフから選ぶ
縦軸の最大値 グラフのY軸上限(空欄でデータに合わせて自動)
グラフに使う入力フォーム ⭐ このグラフに表示するデータの入力元フォームを選ぶ。アプリ内の全ページの数値フォームが選択肢に出ます。
⚠️
「グラフに使う入力フォーム」は必ず設定する

グラフパーツと入力フォームは自動でつながりません。プロパティパネルでどの入力フォームのデータを使うかを明示的に選ぶ必要があります。同様に、保存ボタンも「保存する入力フォーム」を指定します。

グラフのプロパティ設定
📷
グラフパーツのプロパティパネル(入力フォームの選択)
img/editor_chart_prop.png

POINT入力フォーム・ボタン・グラフの正しい紐づけ方

データを正しく記録・表示するには、3つのパーツを同じ入力フォームで紐づけることが重要です。

✅
正しい設定の手順
  1. 「入力フォーム」パーツを追加し、役割を「数値入力」に設定する
  2. 「ボタン」パーツを追加し、アクションを「記録を保存する」に設定。その下の「保存する入力フォーム」で①の入力フォームを選ぶ
  3. 「グラフ表示」パーツを追加し、「グラフに使う入力フォーム」で①の入力フォームを選ぶ
入力フォームとグラフの紐づけ
📷
入力フォーム・保存ボタン・グラフを同じフォームに紐づけた例
img/editor_link_diagram.png

SCREEN画面の追加・並び替え

サイドバー上部の「+ 新規画面」で画面を追加できます。▲▼ボタンで順番を並び替えることもできます。ボタンパーツの「タップ時のアクション → 画面を切り替える」で画面間の移動を設定します。

ℹ️
「ホーム画面」は最初のページ

キー名が home の画面が公開アプリの最初のページになります。テンプレートを使うと自動的に設定されます。

SAVE保存と公開の方法

ボタン何をするか
💾 保存 アプリの定義をスプレッドシートに保存します。公開はされません。
▶ プレビュー 現在の編集内容を別タブでプレビューします(保存せず確認)。
🚀 保存して公開 保存してから公開アプリのURLを別タブで開きます。友達が使える状態になります。
✅
テンプレートからスタートするのがおすすめ

右上の「テンプレート」ボタンから「運動記録」「食事記録」「睡眠記録」などのひな形を選んで始めると、基本的な構成が自動で入ります。そこからカスタマイズしましょう。

テンプレート選択モーダル
📷
テンプレート選択モーダル(4種類)
img/editor_template.png
4

完成したアプリを使う(生徒ユーザー)

「保存して公開」を押すと、同じURLで作ったアプリが誰でも使えるようになります。友達がアプリを使うと、そのデータはエディターの「データ・グラフ」タブから確認できます。

STEP 1名前を入力してはじめる

アプリを開くと、最初に名前の入力画面が表示されます。入力した名前でデータが保存されます。毎回同じ名前を入力するよう生徒に伝えてください。

名前入力画面
📷
アプリ起動時の名前入力画面
img/app_name_input.png

STEP 2データを入力・グラフで確認する

入力フォームに数値やメモを入力して「記録を保存する」ボタンを押すと、スプレッドシートに保存されます。グラフパーツが同じ画面にあれば、保存後に自動でグラフが更新されます。

ℹ️
グラフは自分のデータだけ表示されます

グラフには、ログインした名前(ユーザー名)で保存されたデータだけが表示されます。ほかの人のデータは先生のデータ確認タブからのみ見られます。

STEP 3AIアドバイスを使う

AIアドバイスパーツが配置されている場合、テキストエリアに質問を入力してボタンを押すと AI が回答します。やり取りはスプレッドシートの「AIログ」シートに自動記録されます。

AIアドバイス
📷
AIアドバイスの入力と回答表示
img/app_ai_advice.png
⚠️
システムプロンプトを適切に設定してください

エディターのAIアドバイスパーツのプロパティにある「システムプロンプト」が AI の役割・制限を決めます。

STEP 4レビュー(評価)を送る

レビューパーツのボタンをタップするとモーダルが開きます。▲・○・◎の3段階と自由コメントでアプリを評価できます。送信するとスプレッドシートの「レビュー」シートに保存されます。

レビューモーダル
📷
レビューモーダル(▲○◎の評価+コメント入力)
img/app_review_modal.png
5

「データ・グラフ」タブで確認する

ℹ️
「データ・グラフ」タブは生徒のエディター画面にあります

生徒がパスワードでログインしてエディターを開き、画面右上の「データ・グラフ」ボタンを押すと確認できます。
データは3つのタブに分かれています。

TAB 1記録データ — ユーザーの記録一覧

アプリを使って保存されたすべての記録を一覧で確認できます。上部のフィルターチップでユーザー別に絞り込めます。不正なデータや誤入力があれば削除することもできます。

表示内容説明
統計カードユーザー数・総記録数・平均値を自動集計
ユーザー絞り込み名前ボタンで特定ユーザーのデータだけ表示
記録一覧テーブルユーザー名・日付・数値・メモ・登録日時
削除ボタン誤入力や不正なデータを削除できます
記録データタブ
📷
記録データタブ(統計・フィルター・テーブル)
img/data_records.png

TAB 2レビュー — 評価の集計

アプリを使った人からのレビュー(評価)を集計して表示します。このタブはアプリを作った生徒自身がエディターで確認します。自分のアプリへの評価をグラフや一覧で見ながら、改善や考察に活かすことができます。

表示内容説明
総合平均スコア▲=1・○=2・◎=3 の平均値を表示
項目別円グラフ評価項目ごとの人数内訳(▲○◎)を視覚化
期間フィルター日付範囲でレビューを絞り込み
レビュー一覧ユーザー名・スコア・コメント・日時(新しい順)
レビュータブ
📷
レビュータブ(円グラフ・コメント一覧)
img/data_reviews.png

POINTレビュータブのAI分析機能

レビュータブの下部には「AIに分析してもらう」エリアがあります。生徒が自由に質問を入力すると、AIがレビューコメントや評価傾向をもとに回答します。

✅
AI分析の活用例
  • 「どんな改善点が多いですか?」→ コメントを要約して回答
  • 「使いやすさの評価が低い理由は何ですか?」→ コメントを分析して提案
  • 授業の振り返りや発表のまとめ資料づくりに活用できます
レビューAI分析
📷
レビュータブのAI分析エリア(質問入力と回答表示)
img/data_review_ai.png

TAB 3AIアドバイス — 利用ログ

生徒がアプリのAIアドバイスパーツに送った質問と、AIの回答がすべて記録されています。アプリを作った生徒がエディターで確認します。どんな質問をしたか・どんな回答が返ってきたかを振り返ることができます。

表示内容説明
パーツ別絞り込み複数のAIアドバイスパーツがある場合、パーツごとに絞り込めます
利用ログ一覧ユーザー名・送った質問・AIの回答・日時(新しい順)
AIログタブ
📷
AIアドバイスログタブ(質問・回答の一覧)
img/data_ailogs.png
ℹ️
先生がデータを確認したい場合

先生が各生徒のデータを確認したいときは、「生徒情報」シートのE列(公開URL)からアプリを開くか、生徒のパスワードでログインしてエディターのデータタブを確認してください。すべての記録・レビュー・AIログはスプレッドシートにもそのまま保存されています。

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スプレッドシートのシート構成

システムのデータはすべて Google スプレッドシートに保存されます。シートの役割を理解しておくとトラブル対応がしやすくなります。

シート名内容操作者
生徒情報 名簿番号・パスワード・氏名・アプリ定義JSON・公開URL 先生が手動入力(D列以降は自動)
ユーザー記録 アプリで保存された記録(日付・数値・メモ) システムが自動記録
レビュー アプリへの評価(スコア・コメント) システムが自動記録
AIログ AIとのやり取り(質問・回答・パーツID) システムが自動記録
記録データ 旧形式の記録データ(下位互換用) システムが自動記録
アプリ設定 アプリ全体の設定値(将来の拡張用) システムが自動管理
🚫
「生徒情報」シートのD列以降は触らないでください

D列(アプリ定義JSON)・E列(公開URL)はシステムが書き込む列です。手動で編集するとアプリが壊れる可能性があります。A〜C列のみ先生が操作してください。

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よくある質問

Q生徒がログインできない

💡
確認事項
  • 「生徒情報」シートのB列のパスワードと完全一致しているか確認(スペース・全角半角の違いに注意)
  • URL が最新のデプロイ URL かどうか確認
  • 先生パスワードで試してみて、GAS 自体が動いているか確認

Q保存できない・エラーが出る

💡
確認事項
  • GAS スクリプトエディタで「実行」→「関数を実行」で ensureSheets を手動実行してシートを初期化する
  • スクリプトプロパティの設定内容(API キーなど)に余分なスペースがないか確認
  • GAS エディタのエラーログ(実行数メニュー)で詳細を確認する

QAIアドバイスが動かない

💡
確認事項
  • スクリプトプロパティに AZURE_OPENAI_ENDPOINT・AZURE_OPENAI_API_KEY・AZURE_OPENAI_DEPLOYMENT(または OPENAI_API_KEY)が正しく設定されているか確認
  • Azure OpenAI のデプロイが有効になっているか Azure ポータルで確認
  • GAS エディタで callAI 関数を単体テスト実行してエラーを確認

Qグラフにデータが表示されない

💡
確認事項
  • グラフパーツの「グラフに使う入力フォーム」設定で、対応する入力フォームが選ばれているか確認
  • 「記録を保存する」ボタンが同じページの入力フォームと正しく紐づいているか確認
  • 保存操作後にページを再読み込み(画面切替)してみる

Qコードを変更したのに反映されない

ℹ️
新しいデプロイが必要です

GAS のコードを変更した後は、必ず「デプロイ」→「デプロイを管理」→「編集」→「新しいバージョン」で保存してください。URL は変わりません。

Qスマホ・タブレットでも使えますか?

エディター・アプリともにスマートフォン・タブレットのブラウザで動作します。エディターはパーツのプロパティ操作が多いため、PC での操作をおすすめします。完成したWEBアプリはスマートフォンでも快適に使える縦長レイアウトになっています。

Q生徒のアプリを先生が確認できますか?

ℹ️
スプレッドシートのD列から確認できます

「生徒情報」シートのD列にアプリ定義JSON が保存されています。E列の公開URLからアプリを直接開くこともできます。生徒がエディターで「保存」を押した時点で保存されます。