問題一覧問題文・選択肢・解答・解説をすべて掲載 / 学習アプリ全5本 収録問題

5本の学習アプリに収録した全問題を、設問形式・問題文・選択肢・解答・解説まで省略せずに並べたものです。アプリ側は出題がランダムなので、こちらは通し読み・印刷・研修配布用です。ブラウザの印刷機能でそのままPDF化できます(アプリごとに改ページします)。

収録アプリ
5本
総問題数
253問
設問形式
四肢択一・正誤・分類
基準時点
2026年夏
収録内容
  1. 情報・技術科(仮称) ── 領域ふりわけ20/現行?改訂案?16/総まとめ30
  2. 学校の生成AIガイドライン ── OK/NG判定12/立場ふりわけ18/総まとめ30
  3. 現行学習指導要領 技術分野 ── 領域あて22/総まとめ30
  4. 学習指導要領のしくみ ── 5節・計45
  5. 詳解編 ── 30
注意:次期学習指導要領に関する問題は、すべて検討段階の案に基づいています。教科名・領域名・内容項目名・授業時数はいずれも仮称・暫定であり、今後の答申および告示により変わります。研修等で配布する際は、この点を必ず併せてお伝えください。生成AIガイドラインについても、実際の運用は所属自治体の教育情報セキュリティポリシーおよび教育委員会の方針に従ってください。

①情報・技術科(仮称)次期学習指導要領で新設される教科

領域ふりわけ全20問情報・技術科(仮称)は「1. 情報技術」「2. 情報を基盤とした生産技術」の2領域で構成されます

1
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
3DCAD・3Dプリンタを使った設計と製作
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「材料加工とデジタル製作」。旧A領域が情報技術を前提に組み直されたものです。
2
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
フィルターバブル、エコーチェンバーを踏まえて情報の信頼性を吟味する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報の表現とデジタル化」の内容のまとまり「情報を批判的に吟味する」にあたります。
3
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
気温や土壌水分量のデータを分析して育成計画を立てる
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「生物育成とデータ活用」。旧B領域です。
4
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
アルゴリズムやプログラムを批判的に考える
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「プログラミングと自動化」の「自動化を批判的に考える」。アルゴリズムが人の認知に与える影響を扱います。
5
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
シミュレータを使って回路や機構を設計する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「エネルギー変換とスマート化」。旧C領域です。
6
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
情報システムの構造や、AIがシステムに果たす役割を知る
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報基盤とシステム化」。自動運転や介護ロボットのような統合的なシステムの理解が背景にあります。
7
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
地域の防災を題材に、既習の技術を統合してプロトタイプを作る
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「技術の統合」。新設された内容項目で、生産技術領域の(4)に位置付けられています。
8
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
ユーザ視点の情報デザインで、分かりやすく情報を伝える
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報の表現とデジタル化」の「情報を分かりやすく表す・伝える」です。
9
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
AIやセンサを利用したロボティクス、蓄電技術
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「エネルギー変換とスマート化」に加わる新しい内容です。
10
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
情報のデジタル化の仕組みと、AIの基本的な仕組み
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報の表現とデジタル化」。旧Dから引き継ぎつつ、AIが明確に位置付けられました。
11
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
人間工学に基づいた機能・構造・形状の設計
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「材料加工とデジタル製作」に新しく加わる視点です。
12
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
個人認証プログラムを作って、情報を守る仕組みを理解する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「プログラミングと自動化」の「コンピュータと自動化の仕組みを知る」で扱われる例です。
13
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
AIを利用したスマート農林水産
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「生物育成とデータ活用」。旧BにデータとAIが加わった形です。
14
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
情報に関わる法や制度、健康への影響に伴うリスクに対処する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報基盤とシステム化」の「情報技術のリスクに対処する」です。
15
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
アクティビティ図などで情報処理の手順を設計する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「プログラミングと自動化」の「情報処理の手順を設計する」。
16
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
木質材料の多様化と、新素材を含む材料の特性の理解
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「材料加工とデジタル製作」。木工がなくなるわけではありません。
17
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
偽・誤情報の判別、著作権や肖像権などの権利
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「情報の表現とデジタル化」の「安全に情報を扱う」です。
18
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
環境負荷に配慮しながら、収量と品質を高める方策を判断する
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「生物育成とデータ活用」で目指す姿として示されています。
19
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
フィジカルAI・ロボティクス等の先端技術
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答1 1. 情報技術
解説「プログラミングと自動化」の内容として挙げられています。生産技術ではなく情報技術側です。
20
分類
次の学習内容は、情報・技術科(仮称)のどちらの領域に位置付けられるか。
複数の技術やAIを組み合わせて仕組みを設計・構築し、試行や評価・改善を通して動くシステムにする
選択肢
  1. 1. 情報技術
  2. 2. 情報を基盤とした生産技術
解答2 2. 情報を基盤とした生産技術
解説「技術の統合」。両領域で学んだことを関連付けて実践する項目です。

現行? 改訂案?全16問現行=平成29年告示、改訂案=情報・技術科(仮称)

1
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
技術を最適化すること
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の見方・考え方の結び。改訂案では「情報や技術を適切に活用したり、新たな価値を創造したりする」に変わります。
2
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
正負の両面を含め多角的に捉える
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案。目標にも見方・考え方にも入る、今回のキーワードです。
3
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
A材料と加工/B生物育成/Cエネルギー変換/D情報の技術
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の4領域。改訂案では2領域7内容項目に再編されます。
4
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
包摂的で豊かな生活や社会の実現
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案。誰もが技術を使いこなし参画できる社会を志向する、という趣旨が加わりました。
5
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
ものづくりなどの技術に関する実践的・体験的な活動を通して
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の目標柱書。改訂案では「実践的・体験的な探究活動を通して」となります。
6
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
(ア)技術の原理と仕組み/(イ)技術による問題解決/(ウ)社会における技術の吟味と活用
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案。すべての内容項目で学習過程が見出し化されます。現行は(1)(2)(3)で見出しからは読み取りにくいと指摘されました。
7
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行のD(2)。前回改訂で新設された項目です。改訂案では計測・制御と統合され「プログラミングと自動化」になります。
8
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
技術の統合
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案で新設される内容項目。現行では第3学年の「統合的な問題」として内容の取扱いに書かれていたものが、独立した項目になります。
9
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
検証等を通じて探究的に解決策を構想・具体化する力
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案の目標(思考力等)。「探究的に」が明記されたのが変化点です。
10
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
よりよい生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて、適切かつ誠実に技術を工夫し創造しようとする実践的な態度
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の目標(3)。改訂案では「好奇心を持ち、多様な他者と協働しながら試行錯誤を繰り返し」「進んで活用、創造しようとする意思や感性」という表現になります。
11
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
情報技術や生産技術でものを創り出す方法を理解し、必要な技能を身に付ける
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案の目標(知識及び技能)。「ものを創り出す方法」を明記したのが特徴です。
12
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
社会からの要求、安全性、環境負荷や経済性などに着目して
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の見方・考え方の中核部分です。
13
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
統合的な理解/総合的な発揮
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案。「高次の資質・能力」として、内容項目ごとに示されます。
14
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
生活や社会の中から技術に関わる問題を見いだして課題を設定し、解決策を構想し、製作図等に表現し
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の目標(2)。改訂案では「正負の両面を含め多角的に捉え」「探究的に」が加わります。
15
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
技術に込められた問題解決の工夫について考えること
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答1 現行(平成29年告示)
解説現行の各領域(1)のイ。A〜Dに共通する文言です。
16
分類
次の記述は、現行の学習指導要領のものか、改訂案のものか。
情報を批判的に吟味する/情報を分かりやすく表す・伝える
選択肢
  1. 現行(平成29年告示)
  2. 改訂案(情報・技術科)
解答2 改訂案(情報・技術科)
解説改訂案。「情報の表現とデジタル化」を構成する内容のまとまりの名称です。

総まとめテスト全30問

1
四肢択一
次期改訂で、中学校の技術・家庭科はどうなる方針か。
選択肢
  1. そのまま維持される
  2. 技術分野と家庭分野に分離される
  3. 家庭科に一本化される
  4. 選択教科になる
解答2 技術分野と家庭分野に分離される
解説技術分野は「情報・技術科(仮称)」、家庭分野は「家庭科(仮称)」として、それぞれ独立した教科になります。
2
四肢択一
情報・技術科(仮称)の領域構成として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 4領域のまま
  2. 2領域7内容項目
  3. 3領域9内容項目
  4. 1領域5内容項目
解答2 2領域7内容項目
解説「1. 情報技術」(3項目)と「2. 情報を基盤とした生産技術」(4項目)の2領域7内容項目です。
3
四肢択一
「情報技術」領域の内容項目に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 情報の表現とデジタル化
  2. プログラミングと自動化
  3. 情報基盤とシステム化
  4. 技術の統合
解答4 技術の統合
解説「技術の統合」は生産技術領域の(4)に位置付けられています。情報技術領域は3項目です。
4
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
現行の「D情報の技術」は、次期では廃止される。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説廃止ではなく抜本的に強化され、教科全体の基盤になります。3つの内容項目に展開され、メディアリテラシーやデータ活用が大幅に加わります。
5
四肢択一
木工(材料と加工)は次期でどうなるか。
選択肢
  1. なくなる
  2. 選択扱いになる
  3. 「材料加工とデジタル製作」として残り、3DCAD等が加わる
  4. 高校に移される
解答3 「材料加工とデジタル製作」として残り、3DCAD等が加わる
解説生産技術は「情報技術が生み出す価値を現実の生活や社会で具体化する、引き続き不可欠な技術」と位置付けられています。材料の特性、構造、加工、製作の技能は残ります。
6
四肢択一
教科名が「情報技術科」ではなく「情報・技術科」とされた理由はどれか。
選択肢
  1. 情報技術のみを扱う教科ではなく、生産技術を含む多様な技術を一体的に学ぶ教科だから
  2. 家庭科と区別するため
  3. 高校の情報科と揃えるため
  4. 略称が使いやすいから
解答1 情報技術のみを扱う教科ではなく、生産技術を含む多様な技術を一体的に学ぶ教科だから
解説WGが明記しています。あわせて「その趣旨が正しく理解されるよう丁寧な周知・啓発に努める必要がある」とも書かれています。誤解されやすいことは国も認識しています。
7
四肢択一
「技術の統合」で例示されている題材はどれか。
選択肢
  1. 木製本立ての製作
  2. 地域の防災
  3. 水耕栽培
  4. タイピング練習
解答2 地域の防災
解説地域の防災です。防災上の問題から課題を設定し、既習の技術を統合したシステムを設計・製作・評価する流れが示されています。
8
四肢択一
検討されている授業時数の案はどれか。
選択肢
  1. 全学年で週3コマ
  2. 1・2年で週2、3年で週1コマ程度
  3. 3年間で合計35コマ
  4. 選択制で0コマも可
解答2 1・2年で週2、3年で週1コマ程度
解説1・2年で年70コマ、3年で35コマ程度という案です。ただしWGは必要時数の積み上げを参考資料と位置付け、年間の標準総授業時数を増加させない方針を前提に総合的に検討するとしています。
9
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
情報・技術WGの取りまとめ案には、教員免許制度をどう変えるかが明記されている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説免許制度の記述はありません。書かれているのは指導体制の現状認識で、令和7年度時点の臨時免許状543人・免許外教科担任1,863人を「危機的な課題」とし、改善の加速と研修支援が挙げられています。
10
四肢択一
情報技術領域におけるAIの位置づけとして正しいのはどれか。
選択肢
  1. 補助的な道具として使う
  2. 仕組みや限界を設計・判断・評価する対象として扱う
  3. 扱わない
  4. 教師のみが使う
解答2 仕組みや限界を設計・判断・評価する対象として扱う
解説情報技術領域では学ぶ対象、生産技術領域では補助的な道具、と役割が書き分けられています。
11
四肢択一
生産技術領域におけるAIの位置づけとして正しいのはどれか。
選択肢
  1. 学ぶ対象として仕組みを解剖する
  2. 課題設定・設計・評価改善の過程で補助的に活用する
  3. 使用を禁止する
  4. 教科書でのみ扱う
解答2 課題設定・設計・評価改善の過程で補助的に活用する
解説「AIを補助的な役割として、問題発見や課題設定、設計及び制作の評価・改善の過程で活用する」と示されています。
12
四肢択一
次期で捉え直される「プログラミング的思考」に、新たに含まれることになったのはどれか。
選択肢
  1. 記号を正しく並べること
  2. 何を実現したいかの構想と、責任をもって判断し問題を解決すること
  3. タイピングの速度
  4. 言語の文法知識
解答2 何を実現したいかの構想と、責任をもって判断し問題を解決すること
解説AIへの指示や検証・改善を含みつつ、前後に広げて①構想から⑥責任ある判断までを一連の考え方として捉え直します。小学校に限らず中高でも育成すべきものとされました。
13
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
AIの発達により、プログラミングに関する学習は不要になると整理されている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説「AIの発達によってプログラミングに関する学習が不要になると捉えることは適当ではない」と明記されています。むしろ生成物の妥当性を論理的・批判的に検討することが一層重要になる、という整理です。
14
四肢択一
メディアリテラシーは次期でどう位置付けられるか。
選択肢
  1. 道徳科に移される
  2. 情報活用能力の構成要素として明確に位置付けられる
  3. 高校で初めて扱う
  4. 各校の判断に委ねられる
解答2 情報活用能力の構成要素として明確に位置付けられる
解説情報モラルとともに「②適切な取扱い」の一環として明確化され、各教科で育まれたクリティカル・シンキングを、要となる教科等で統合的に働かせて育成するものと整理されました。
15
四肢択一
国が整備するとされているものに含まれないのはどれか。
選択肢
  1. そのまま授業で使える授業動画を含む学習者用教材
  2. 3Dプリンター等の整備状況の把握・可視化と整備促進
  3. 担当教員の指導力向上に資する研修の支援
  4. 各校への専任の情報技術支援員の必置
解答4 各校への専任の情報技術支援員の必置
解説支援員の必置は書かれていません。なお教材は技術の陳腐化を防ぐため少なくとも年1回のアップデートが前提とされています。
16
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「技術の統合」のために、新しく単元を一から立てなければならない。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説弾力的な指導計画が認められています。各内容項目の問題解決の時間の一部を「技術の統合」に位置付ける、既に製作した作品に情報技術を付加して高度化する、といった形が例示されています。
17
四肢択一
次期の教科書について示されている方向性はどれか。
選択肢
  1. 個別の知識や操作方法を網羅的に示す
  2. 課題解決や価値創造の文脈の中で必要な知識・技能を扱う
  3. 紙媒体を廃止する
  4. 各校が独自に作成する
解答2 課題解決や価値創造の文脈の中で必要な知識・技能を扱う
解説あわせて「教科書のみで内容を完結させるのではなく、国や民間が作成する教材等と連携しながら柔軟に更新できる構造」を目指すとされています。
18
四肢択一
現行の技術分野に対して指摘されている課題に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. デジタル技術の学習がD情報の技術に閉じている
  2. 多くの生徒が技術の原体験にとどまり深い理解に至っていない
  3. 問題を見いだして課題を設定する過程の指導が不十分
  4. 製作の技能指導に時間をかけすぎている
解答4 製作の技能指導に時間をかけすぎている
解説技能指導そのものは課題として挙がっていません。挙げられているのは、学習過程の定着不足、課題設定・設計の指導不足、現代の産業との乖離、デジタルがDに閉じていること、の4点です。
19
四肢択一
「情報技術」領域の3つの内容項目は、どのような構造で捉え直されたものか。
選択肢
  1. 小中高の学校段階に対応させた
  2. 情報を表現し、処理を自動化し、システムとして活用するという、情報技術が機能する構造
  3. 入力・処理・出力の順
  4. 過去・現在・未来の順
解答2 情報を表現し、処理を自動化し、システムとして活用するという、情報技術が機能する構造
解説「データを基に情報を表現し、データにより特定の処理を自動化し、これらの技術を組み合わせシステムとして活用する」という、デジタル社会において情報技術が機能する構造として捉え直されています。
20
四肢択一
「材料加工とデジタル製作」の授業イメージで、評価・改善の場面に示されているのはどれか。
選択肢
  1. 作文で感想を書く
  2. 端末で記録した過程の写真も使って評価し、改善案を3DCADの設計データに反映する
  3. ペーパーテストを実施する
  4. 製作物を展示する
解答2 端末で記録した過程の写真も使って評価し、改善案を3DCADの設計データに反映する
解説評価・改善が「感想で終わり」にならないよう、改善案を設計データにフィードバックするところまでが示されています。
21
四肢択一
「プログラミングと自動化」の授業イメージで示されている、AIとセンサを比べる活動はどれか。
選択肢
  1. かん水システムの計測部分をAIの画像認識に置き換えて比較する
  2. AIに作文を書かせて比較する
  3. AIとチャットして違いを見る
  4. AIの計算速度を測る
解答1 かん水システムの計測部分をAIの画像認識に置き換えて比較する
解説既存のセンサを使った実践を捨てずに、新しい観点を一枚重ねられる具体例です。「AIは何が得意で何を間違えるか」が体験として残ります。
22
四肢択一
「生物育成とデータ活用」の授業イメージで、圃場がない学校への配慮として示されているのはどれか。
選択肢
  1. 栽培を行わない
  2. AIを補助的に使って学校の環境に合った野菜を調べ、プランタで栽培する
  3. 近隣の農家に委託する
  4. 動画視聴で代替する
解答2 AIを補助的に使って学校の環境に合った野菜を調べ、プランタで栽培する
解説環境データを記録しながら調整し、収量と品質を高める方策を判断する流れが示されています。
23
四肢択一
「情報の表現とデジタル化」の問題解決の単元例として示されているのはどれか。
選択肢
  1. 木製の本立てを作る
  2. 情報を伝えるアプリを作る/分析したデータを利用するアプリを作る
  3. 電気回路を組む
  4. 作物を育てる
解答2 情報を伝えるアプリを作る/分析したデータを利用するアプリを作る
解説見づらい案内表示をユーザー調査から見つけ、情報デザインの考え方で校内表示板やアプリを設計・制作し、来校者の評価で改善する流れです。
24
四肢択一
「技術の統合」が新設された背景として挙げられているのはどれか。
選択肢
  1. 授業時数が余っているため
  2. 情報技術と生産技術を組み合わせた「統合的な技術」が社会実装されているため
  3. 教科書の分量調整のため
  4. 高校入試対策のため
解答2 情報技術と生産技術を組み合わせた「統合的な技術」が社会実装されているため
解説交通・医療・福祉・防災・環境などで統合的な技術が急速に社会実装されており、仕組みを理解しないまま使うと安全上のリスクや過度な依存を招くおそれがある、という問題意識です。
25
四肢択一
必要な授業時数の検討で、WGが積み上げた学習活動の項目数はどれくらいか。
選択肢
  1. 中1で20項目、中2で20項目、中3で10項目
  2. 中1で65項目、中2で66項目、中3で32項目
  3. 中1で100項目、中2で100項目、中3で50項目
  4. 示されていない
解答2 中1で65項目、中2で66項目、中3で32項目
解説各コマ単位に近い粒度まで分解して積み上げた数字です。ただしWG自身が参考資料と位置付けており、確定した時数ではありません。
26
四肢択一
「情報・技術科」における柔軟な教育課程の工夫として挙げられている制度はどれか。
選択肢
  1. 調整授業時数制度の活用
  2. 習熟度別指導
  3. 少人数指導
  4. 学期制の変更
解答1 調整授業時数制度の活用
解説高校の情報科では「単位制柔軟化の活用」が対応する工夫として挙げられています。
27
四肢択一
高等学校の情報科は、次期でどうなる方針か。
選択肢
  1. 情報Ⅰを廃止する
  2. 情報Ⅰを存置し、情報Ⅱの単位数を柔軟に配当できるようにする
  3. 情報Ⅰ・Ⅱを統合する
  4. 必履修をやめる
解答2 情報Ⅰを存置し、情報Ⅱの単位数を柔軟に配当できるようにする
解説情報Ⅰが共通必履修になったのは前回改訂、共通テスト追加は令和7年度と日が浅く、安易な科目構成の変更は現場の混乱を招くという判断が示されています。
28
四肢択一
小学校では、情報活用能力の育成のためにどのような措置が検討されているか。
選択肢
  1. 「情報科」を新設する
  2. 総合的な学習の時間に「情報の領域」を付加する
  3. 各教科で分担する
  4. 中学校に委ねる
解答2 総合的な学習の時間に「情報の領域」を付加する
解説総合的な学習の時間を「探究の領域」と「情報の領域」の2領域で構成し、第3学年以上で年間最大30〜35コマ程度が想定されています。
29
四肢択一
情報活用能力の3つの構成要素として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 収集/整理/発信
  2. 活用/適切な取扱い/特性の理解
  3. 知識/技能/態度
  4. 入力/処理/出力
解答2 活用/適切な取扱い/特性の理解
解説①活用を中核とし、②適切な取扱いと③特性の理解がその発揮を支える、という関係で整理されています。中学校以降は③を一層重視します。
30
四肢択一
情報・技術科(仮称)の目標に新しく明記された、価値創造に関する表現はどれか。
選択肢
  1. 技術を最適化する
  2. 情報技術や生産技術でものを創り出す方法を理解する
  3. 技術を評価する
  4. 技術を選択する
解答2 情報技術や生産技術でものを創り出す方法を理解する
解説2040年代の社会を見据え、技術をただ知るだけでなく価値創造の手段として活用し俯瞰できるようにするため、この表現が加えられました。

②学校の生成AIガイドライン文部科学省 Ver.2.0 とVer2.1改訂検討

OK? NG? 判定全12問すべてガイドラインVer.2.0の本文に「利活用が考えられる例」「不適切と考えられる例」等として載っている事例です

1
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習情報モラルの授業で、生成AIが出した誤りを含む出力を教材にして、その性質や限界に気付かせる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答1 利活用が考えられる
解説ガイドラインが挙げる利活用が考えられる例の筆頭です。「生成AI自体を学ぶ場面」にあたります。
2
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習定期考査や小テストで、生成AIを使わせる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説不適切と考えられる例。学習の進捗や成果を把握・評価するという目的に合致しません。CBTで行う場合も、フィルタリング等で使える状態にならないよう十分注意すべきとされています。
3
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
教職員の校務学年だよりや保護者向け案内文のたたき台を、生成AIに作らせる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答1 利活用が考えられる
解説校務での利活用例として明記されています。ただし最後は教職員自らがチェックし推敲・完成させ、成果物に責任を持つことが前提です。
4
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
教職員の校務成績処理を効率化するため、生徒の成績データをプロンプトに貼り付けて分析させる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説成績情報等の重要性の高い情報はプロンプトに入力してはならないと明記されています(個別契約等で適切なセキュリティ対策が講じられた環境を除く)。個人情報の入力も同様です。
5
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習俳句をつくる授業で、発想が浮かばない生徒に生成AIで案を出させる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説不適切と考えられる例。詩や俳句の創作、音楽・美術等の表現・鑑賞など感性や独創性を発揮させたい場面、初発の感想を求める場面で安易に使わせることは避けるべきとされています。
6
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習グループで一定の議論をした後、足りない視点を見つけて議論を深める目的で生成AIを使う。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答1 利活用が考えられる
解説利活用が考えられる例。ポイントは「一定の議論やまとめをした上で」という順序です。話し合いの最初に使うのとは意味が違います。
7
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
教職員の校務自宅から私用アカウント・私用端末で生成AIを使い、授業準備を進める。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説私用アカウントや、教育情報セキュリティ管理者の許可を得ていない私用端末を用いてはならないと明記されています。校務での利用は教育委員会の方針に基づいて行います。
8
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習自分で書いた文章を生成AIに修正させ、それをたたき台に何度も推敲し、その過程を校閲機能で提出させる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答1 利活用が考えられる
解説利活用が考えられる例。生成AIの利活用方法を学ぶ目的として挙げられています。過程が残る形にするのが工夫のポイントです。
9
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習テーマについて調べる場面で、まず生成AIに聞いてから教科書を確認させる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説不適切と考えられる例。「調べる場面などで、教科書等の質の担保された教材を用いる前に安易に利用する」ことが挙げられています。順序が逆です。
10
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習外国人児童生徒の日本語学習や、学習場面での補助のために使う。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答1 利活用が考えられる
解説利活用が考えられる例として明記されています。一人一人のニーズや特性に合った学びを実現する使い方です。
11
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
児童生徒の学習生徒の作文の評価を効率化するため、生成AIの出力をそのまま評定に用いる。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説不適切と考えられる例。「児童生徒の学習評価を、教師が判断せずに生成AIからの出力をもって行う」ことは避けるべきとされています。教師が正確な知識に基づきコメント・評価すべき場面で、教師の代わりにAIの出力のみに頼ることも同様です。
12
二肢択一
次の場面での生成AIの使い方は、ガイドライン上どう位置付けられるか。
教育委員会混乱を避けるため、域内の全校で児童生徒の生成AI利用を一律に禁止する。
選択肢
  1. 利活用が考えられる
  2. 不適切と考えられる
解答2 不適切と考えられる
解説ガイドラインは、実践の蓄積が学校や教職員によって大きく異なることを踏まえ、一律に禁止したり義務付けたりするような硬直的な運用は望ましくないと明記しています。求められるのは域内の実態を踏まえた柔軟な対応です。

これは誰へのポイント?全18問ガイドラインは「教職員の校務」「児童生徒の学習」「教育委員会」の3場面に分けて整理されています

1
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
私用アカウントや、許可を得ていない私用端末を用いてはならない
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説校務での利活用のポイント。「教育委員会の方針に基づき利活用すべき」という前提のもとに置かれています。
2
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
プロンプトに氏名や写真等の個人情報を入力させないよう留意する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答2 児童生徒の学習
解説児童生徒の学習場面のポイント。校務の側では「成績情報等の重要性の高い情報を入力してはならない」という形で示されています。
3
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
一律に禁止したり義務付けたりするような硬直的な運用は望ましくない
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説教育委員会に向けて明記されている一文。域内の各学校の実態を十分に踏まえた柔軟な対応が求められています。
4
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
発達の段階や情報活用能力の育成状況に十分留意する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答2 児童生徒の学習
解説学習場面での利活用の適否を判断する際の前提です。
5
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
各種お便りや通知文のたたき台を作成する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説校務での利活用例。最後は自らチェックし推敲・完成させ、成果物に責任を持つことが前提です。
6
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
先行事例や教材・ノウハウを周知・共有することが期待される
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説教員養成系大学やサービス提供者等の外部リソースも活用しつつ、と書かれています。
7
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
成績情報等の重要性の高い情報をプロンプトに入力してはならない
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説校務のポイント。個別契約等で適切なセキュリティ対策が講じられた環境を除く、とされています。
8
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
年齢制限や保護者の同意の必要性を確認し、保護者の理解を得たうえで使わせる
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答2 児童生徒の学習
解説校長及び担当教師がリスクを許容できることを確認し、教師の適切な指導監督の下で、という条件が付いています。
9
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
フィルタリングの設定やログの収集等、学校の実態に即した対策を講じる
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説ブラウザや学習支援ソフト、検索エンジンに組み込まれた生成AIなど、多様なサービス形態があることに留意して、とされています。
10
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
発問に対する回答のシミュレーション相手として活用する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説校務での利活用例。相模原市立中野中学校の実践では、課題が明確でないと対話が弾まないことが可視化されたと報告されています。
11
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
生成AIの出力を引用する場合、ツール名・プロンプト・日付を明記させる
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答2 児童生徒の学習
解説文献やインターネットから引用する場合と同様の引用ルールを設定することが考えられる、とされています。
12
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
サービス提供者の事業変更リスク等を勘案し、保護者の経済的負担に配慮して選択する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説現在無償でも将来有料になる可能性など、外部サービス利用に起因するリスクを踏まえた判断が求められます。
13
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
教育情報セキュリティポリシーを策定し、必要に応じて見直す
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説最新の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を踏まえ、学校現場の実態に即したものを策定します。
14
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
過去の練習メニュー一覧を読み込ませ、毎日の練習メニュー案を作成する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説部活動における校務での利活用例として挙げられています。
15
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
ハルシネーションやバイアスを理解した上で、出力を採用するかを自分で判断する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説校務のチェック項目。「出力結果の適切性を判断できる範囲内で利活用する」が前提です。
16
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
入力した情報を学習させない設定(オプトアウト)を講じることを推奨する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答2 児童生徒の学習
解説学習場面での情報セキュリティ確保のポイント。プロンプトから学習を行わないサービスを選ぶ方法も示されています。
17
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
生成AIについてどのような運用が行われているかを把握し、適切かを適時確認する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答1 教職員の校務
解説学校の管理職の役割として書かれています。利活用を進める趣旨や目的の共通理解を図ることも重要とされています。
18
分類
次の記述は、ガイドラインが主にどの立場に向けて示しているものか。
効果的な活用を促進する研修を実施し、適切な利活用を推進する環境を整備する
選択肢
  1. 教職員の校務
  2. 児童生徒の学習
  3. 教育委員会
解答3 教育委員会
解説生成AIを意図的に利活用する場面、出力を吟味する時間の確保、深い学びにつながる発問などが研修の要素として挙げられています。

総まとめテスト全30問

1
四肢択一
現行の文部科学省ガイドラインのバージョンと公表時期はどれか。
選択肢
  1. Ver.1.0/2023年7月
  2. Ver.2.0/2024年12月
  3. Ver.2.1/2026年6月
  4. Ver.3.0/2026年4月
解答2 Ver.2.0/2024年12月
解説Ver.2.0(令和6年12月26日)が現行です。Ver2.1は2026年6月に改訂の検討が始まった段階で、公表時期は決まっていません。
2
四肢択一
ガイドラインの位置づけとして正しいのはどれか。
選択肢
  1. 学校現場での利活用を義務付けるもの
  2. 学校現場での利活用を一律に禁止するもの
  3. 適切な利活用を実現するための参考資料
  4. 法的拘束力を持つ告示
解答3 適切な利活用を実現するための参考資料
解説「学校現場での生成AIの利活用を一律に禁止したり義務付けたりするものではない」と明記されています。
3
四肢択一
ガイドラインが示す基本的な考え方の2つの軸はどれか。
選択肢
  1. 禁止と許可
  2. 人間中心の利活用/情報活用能力の育成強化
  3. 効率化と安全性
  4. 導入と評価
解答2 人間中心の利活用/情報活用能力の育成強化
解説この2つです。前者は「最後は人間が判断し、成果物に自ら責任を持つ」、後者は「生成AIを使いこなすための力を各教科等の中で意識的に育てる」という趣旨です。
4
四肢択一
「人間中心の原則」の下では、生成AIの出力はどう位置づけられるか。
選択肢
  1. 最適解として尊重する
  2. 参考の一つであり、最適解とは限らない
  3. 必ず修正が必要な誤り
  4. 教師のみが参照できるもの
解答2 参考の一つであり、最適解とは限らない
解説そのうえで、リスクや懸念を踏まえつつ最後は人間が判断し、成果物に自ら責任を持つという基本姿勢が重要とされています。
5
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
生成AIを利活用すること自体が、授業の目的になってもよい。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説「学習指導要領に示す資質・能力の育成に寄与するか、教育活動の目的を達成する観点から効果的であるかを吟味した上で利活用するべきであり、生成AIを利活用することが目的であってはならない」と明記されています。
6
四肢択一
授業の過程で、生成AIの生成物が既存の著作物と類似・依拠していた場合、どうなるか。
選択肢
  1. 常に著作権侵害になる
  2. 著作権法第35条により、許諾なく利用できる
  3. 教育委員会の許可が必要
  4. 生成自体ができない
解答2 著作権法第35条により、許諾なく利用できる
解説授業の過程における複製等の権利制限規定(第35条)が適用されます。ただし授業目的の範囲を超えると適用されません。
7
四肢択一
次のうち、著作権法第35条が適用されない(授業の過程にあたらない)のはどれか。
選択肢
  1. 授業中に生徒が作品を制作する
  2. 授業で使うワークシートを作る
  3. 学校のHPに掲載する
  4. 授業内で相互に鑑賞する
解答3 学校のHPに掲載する
解説学校HPへの掲載、外部コンクールへの応募、保護者向けの学級通信、職員会議やPTA活動での利用は授業目的の範囲を超えるため、他の権利制限規定がなければ侵害となる可能性があります。
8
四肢択一
ガイドラインが挙げる代表的なリスクに含まれないのはどれか。
選択肢
  1. AIに人格があるかのように誤認するリスク
  2. 資質・能力の育成に悪影響を与えるリスク
  3. バイアスの存在と公平性の欠如
  4. 通信量の増大による回線障害
解答4 通信量の増大による回線障害
解説挙げられているのは、人格の誤認、資質・能力への悪影響、バイアス、機密情報・個人情報、著作権、外部サービス利用に起因するリスクの6つです。
9
四肢択一
「流暢な出力を見ると正しいと感じてしまう」人間側のバイアスを何と呼ぶか。
選択肢
  1. 確証バイアス
  2. 流暢性バイアス
  3. 自動化バイアス
  4. 正常性バイアス
解答2 流暢性バイアス
解説あわせて、人間の判断や意思決定において自動化されたシステムに過度に依存してしまう自動化バイアスも挙げられています。
10
四肢択一
小学校段階の児童が生成AIを直接利活用することについて、ガイドラインはどう述べているか。
選択肢
  1. 一律に禁止する
  2. 発達の段階を踏まえたより慎重な見極めが必要
  3. 中学生と同様に扱ってよい
  4. 保護者が同席すれば自由に使える
解答2 発達の段階を踏まえたより慎重な見極めが必要
解説まずは教師と生成AIの対話内容を数多く提示することなどで基本的な事項を学んだり、体験を積み重ねて冷静な態度を養ったりすることが重要とされています。
11
四肢択一
課題の出し方について、ガイドラインが勧めている工夫はどれか。
選択肢
  1. 手書きのみを認める
  2. 評価の視点を事前に設定し、口頭発表で理解を確認する
  3. 課題を出さない
  4. 生成AIの使用を届け出させる
解答2 評価の視点を事前に設定し、口頭発表で理解を確認する
解説「児童生徒が生成AIを用いれば簡単にこなせる可能性があることも前提に、課題の内容等を吟味する」という立場です。生成AIとのやりとりの過程を添付させる方法も示されています。
12
四肢択一
Ver2.1への改訂が検討されている背景として資料が挙げているのはどれか。
選択肢
  1. ガイドラインが厳しすぎるという批判
  2. ガイドラインが原則論に留まり具体性が乏しいこと
  3. 生成AIの利用が減っていること
  4. 法改正があったこと
解答2 ガイドラインが原則論に留まり具体性が乏しいこと
解説あわせて「リスクを過度に恐れて適切な利活用が広がらない現状」も率直に指摘されています。方向は「原則を示す」から「効果的な場面と活用すべきでない場面を具体例で示す」へ。
13
四肢択一
Ver2.1の検討項目に挙げられている、AIに頼ることで考える過程が省略されてしまう現象を何と呼ぶか。
選択肢
  1. 認知的オフロード
  2. ハルシネーション
  3. フィルターバブル
  4. エコーチェンバー
解答1 認知的オフロード
解説認知的オフロードです。OECD「Digital Education Outlook 2026」などの知見とあわせて反映が検討されています。
14
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
Ver2.1では、ガイドラインの位置づけと「人間中心の利活用」という基本的な考え方は変更される予定である。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説いずれも維持されるとされています。変わるのは具体性です。だからこそ、いまVer.2.0に沿って始めた経験はそのまま生きます。
15
四肢択一
令和8年度の生成AIパイロット校の規模はどれくらいか。
選択肢
  1. 約50校
  2. 約150校
  3. 約480校
  4. 約1,500校
解答3 約480校
解説重複を除くと149自治体、認定校を含む478校で実践や教材実証が進む予定とされています(令和8年3月31日時点で公表可能なもの)。
16
四肢択一
Ver.1.0(暫定的なガイドライン)が公表されたのはいつか。
選択肢
  1. 2022年11月
  2. 2023年7月
  3. 2024年3月
  4. 2024年12月
解答2 2023年7月
解説ChatGPTの公開(2022年11月)から半年あまりの令和5年7月です。対話型の文章生成AIについて、活用の適否を判断する参考資料として急いでまとめられました。
17
四肢択一
Ver.2.0の改訂にあたって設置された会議の名称はどれか。
選択肢
  1. デジタル学習基盤特別委員会
  2. 初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議
  3. 教育課程企画特別部会
  4. 情報・技術ワーキンググループ
解答2 初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議
解説令和6年7月に設置され、全7回開催。教育工学・自然言語処理・教員養成の有識者、現職教員、教育行政関係者らで構成されました。
18
四肢択一
学校現場で押さえるべき5つの観点に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 安全性を考慮した適正利用
  2. 情報セキュリティの確保
  3. 公平性の確保
  4. 費用対効果の検証
解答4 費用対効果の検証
解説5観点は①適正利用 ②情報セキュリティ ③個人情報・プライバシー・著作権の保護 ④公平性の確保 ⑤透明性の確保・関係者への説明責任です。
19
四肢択一
児童生徒が生成AIを使う場面として整理されている3つに含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 生成AI自体を学ぶ場面
  2. 使い方を学ぶ場面
  3. 各教科等の学びにおいて積極的に用いる場面
  4. 評価を受ける場面
解答4 評価を受ける場面
解説3場面を組み合わせ往還しながら、最終的には「日常使いする」ことも視野に入れる、と示されています。
20
四肢択一
ガイドラインは、生成AI時代にはどのような力がこれまで以上に重要になるとしているか。
選択肢
  1. 暗記力とタイピング速度
  2. 各教科等で学ぶ知識、文章を読み解く力、批判的に考察する力
  3. プロンプトを暗記する力
  4. AIツールの操作技能
解答2 各教科等で学ぶ知識、文章を読み解く力、批判的に考察する力
解説「適切な課題設定と指示文により求める成果物につながる出力をさせ、その真偽や適切性を的確に判断できること」が前提だからです。問いを立て続けることや「学びに向かう力、人間性等」の涵養も挙げられています。
21
四肢択一
教師の役割について、ガイドラインはどう述べているか。
選択肢
  1. 生成AIに置き換えられていく
  2. 生成AIが社会インフラの一部となる時代において、より重要なものになる
  3. 変わらない
  4. 事務作業に専念すべき
解答2 生成AIが社会インフラの一部となる時代において、より重要なものになる
解説適切な指導計画や学習環境の設定、丁寧な見取りと支援といった学びの専門職としての役割がより重要になる、とされています。教師には一定のAIリテラシーを身に付けることも求められます。
22
四肢択一
情報モラルの定義として、学習指導要領解説に示されているのはどれか。
選択肢
  1. 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度
  2. 情報を正確に伝える技術
  3. 情報機器を安全に操作する技能
  4. 個人情報を保護する制度
解答1 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度
解説他者への影響を考え自他の権利を尊重すること、危険の回避、情報機器の使用と健康との関わりの理解などが具体的な内容です。
23
四肢択一
生成AIの利用に関して、ガイドラインが望ましいとしている「ファクトチェック」の方法はどれか。
選択肢
  1. 検索エンジンで1回検索する
  2. 発信者・発信時期・内容・他の情報との比較など複数の方法を組み合わせる
  3. AIに真偽を尋ねる
  4. 教師に確認する
解答2 発信者・発信時期・内容・他の情報との比較など複数の方法を組み合わせる
解説その際、検索結果自体が生成AIの出力である可能性に留意すること、生成AIの出力からファクトチェックを要する箇所を見いだす力を養うことも重要とされています。
24
四肢択一
著作権侵害を避けるための実務上の留意点として示されているのはどれか。
選択肢
  1. キャラクター名等の固有名詞を入力して既存の著作物に似せた生成は行わない
  2. 出典を書けば何でも使える
  3. 校長の許可を得れば問題ない
  4. 日本国内であれば適用外
解答1 キャラクター名等の固有名詞を入力して既存の著作物に似せた生成は行わない
解説あわせて、生成過程を確認可能な状態にしておくこと、利用に先立ってインターネット検索等で既存の著作物と類似していないか確認することが挙げられています。
25
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
ガイドラインは、生成AI関連事業者にも役割を期待している。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説サービスの改善や研修機会の提供等を通じて連携し、責任ある形で向き合うこと、ヒアリングを通じて学校の実態や希望を把握し改善サイクルに学校現場の意見を取り入れることが期待されています。
26
四肢択一
Ver2.1の検討項目案に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 教師の役割(教師が担うべき業務とAIが担い得る業務の整理)
  2. AIサービスの提供者に求められる視点
  3. 学習活動で利活用する場面
  4. 生成AIの学校導入の義務化
解答4 生成AIの学校導入の義務化
解説6項目は①技術の進展とリスクの学術研究・国際的議論 ②教師の役割 ③提供者に求められる視点 ④情報活用能力 ⑤学習活動で利活用する場面 ⑥校務場面での活用、です。
27
四肢択一
「安全かつ主体的にAIを活用できる学習環境の構築」に向けた4つの取組に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. ガイドラインの改訂と研修を通じた周知広報
  2. 教育分野に特化したAIの実証研究
  3. 基盤的なデータの整備とAIのリスク評価
  4. 全児童生徒へのAIアカウント配布
解答4 全児童生徒へのAIアカウント配布
解説4つ目は「学校現場で安全にAIを使えるインフラ整備」です。
28
四肢択一
学習場面で「利活用が考えられる例」に含まれるのはどれか。
選択肢
  1. 定期考査で使わせる
  2. 英会話の相手として活用する
  3. 初発の感想を求める場面で使わせる
  4. 詩や俳句の創作に使わせる
解答2 英会話の相手として活用する
解説より自然な英語表現への改善や、興味関心に応じた単語リスト・例文リストの作成も挙げられています。他の3つはいずれも不適切と考えられる例です。
29
四肢択一
学習場面で「不適切と考えられる例」に含まれるのはどれか。
選択肢
  1. 情報モラル教育の教材として誤りを含む出力を使う
  2. 外国人児童生徒の日本語学習の補助に使う
  3. 教師が正確な知識に基づき評価すべき場面で、AIの出力のみに頼る
  4. プログラミングでアイディアを実現するコードに使う
解答3 教師が正確な知識に基づき評価すべき場面で、AIの出力のみに頼る
解説「教師が専門性を発揮し、人間的な触れ合いの中で行うべき教育指導を実施せずに、生成AIのみに相談させる」ことも不適切な例として挙げられています。
30
四肢択一
ガイドラインが示す「日常使いする」とはどういう意味か。
選択肢
  1. 授業のたびに必ず使う
  2. 生成AIを検索エンジンと同様に普段使いする
  3. 家庭学習で毎日使う
  4. 校務で常時使う
解答2 生成AIを検索エンジンと同様に普段使いする
解説3つの場面を組み合わせ往還しながら情報活用能力の一部として力を高め、その先に視野に入れるものとして示されています。いきなり日常使いから始める話ではありません。

③現行学習指導要領 技術分野平成29年告示・令和3年度全面実施

これはどの領域?全22問現行の技術分野はA材料と加工/B生物育成/Cエネルギー変換/D情報 の4領域です

1
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(2)。前回改訂で新設された項目です。
2
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
安全・適切な栽培又は飼育、検査等ができること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答2 B 生物育成
解説B(2)のア。生物育成の技能にあたる部分です。
3
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
電気、運動、熱の特性等の原理・法則
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答3 C エネルギー変換
解説C(1)のア。エネルギー変換の原理・法則です。
4
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
製作に必要な図をかき、安全・適切な製作や検査・点検等ができること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答1 A 材料と加工
解説A(2)のア。製作図と製作の技能です。
5
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
計測・制御のプログラミングによる問題の解決
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(3)。従前から継続している項目です。
6
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
育成環境の調節方法を構想して育成計画を立てる
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答2 B 生物育成
解説B(2)のイ。生物育成における「設計・計画」にあたります。
7
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
情報のデジタル化や処理の自動化、システム化、情報セキュリティ
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(1)のア。情報の技術の原理・法則と仕組みです。
8
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
電気回路又は力学的な機構等を構想して設計を具体化する
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答3 C エネルギー変換
解説C(2)のイ。回路や機構の設計です。
9
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
材料や加工の特性等の原理・法則
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答1 A 材料と加工
解説A(1)のア。材料と加工の原理・法則です。
10
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
保守点検の必要性について理解すること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答3 C エネルギー変換
解説C(1)のア。エネルギー変換の領域だけに明示されている要素です。
11
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
育成する生物の成長、生態の特性等の原理・法則
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答2 B 生物育成
解説B(1)のア。
12
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
安全・適切なプログラムの制作、動作の確認及びデバッグ等
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(2)・D(3)の両方のアに共通して出てくる技能です。
13
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
材料の選択や成形の方法等を構想して設計を具体化する
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答1 A 材料と加工
解説A(2)のイ。
14
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
安全・適切な製作、実装、点検及び調整等ができること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答3 C エネルギー変換
解説C(2)のア。「実装」という語が入るのがこの領域です。
15
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
情報通信ネットワークの構成と、情報を利用するための基本的な仕組み
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(2)のア。
16
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
使用するメディアを複合する方法とその効果的な利用方法等を構想する
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(2)のイ。双方向性のあるコンテンツならではの表現です。
17
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
材料の製造・加工方法等の基礎的な技術の仕組み
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答1 A 材料と加工
解説A(1)のア。
18
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
入出力されるデータの流れを元にシステムを構想して情報処理の手順を具体化する
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(3)のイ。計測・制御ならではの表現です。
19
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
情報モラルの必要性について理解すること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(1)のア。現行では情報モラルはこの領域に明示されています。
20
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
エネルギーの変換や伝達等に関わる基礎的な技術の仕組み
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答3 C エネルギー変換
解説C(1)のア。
21
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
計測・制御システムの仕組みを理解すること
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答4 D 情報
解説D(3)のア。
22
分類
次の指導事項・学習内容は、現行のA〜Dのどの領域に置かれているか。
木材での作品製作
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報
解答1 A 材料と加工
解説A領域の代表的な題材として、WG資料でも例示されています。

総まとめテスト全30問

1
四肢択一
現行の技術分野の目標(柱書)で、活動の前に置かれている語はどれか。
選択肢
  1. 探究の見方・考え方を働かせ
  2. 技術の見方・考え方を働かせ
  3. 情報の見方・考え方を働かせ
  4. 科学的な見方・考え方を働かせ
解答2 技術の見方・考え方を働かせ
解説「技術の見方・考え方を働かせ、ものづくりなどの技術に関する実践的・体験的な活動を通して…」が柱書です。
2
四肢択一
現行の「技術の見方・考え方」の結びはどれか。
選択肢
  1. 技術を最適化すること
  2. 新たな価値を創造すること
  3. 技術を評価すること
  4. 技術を活用すること
解答1 技術を最適化すること
解説「社会からの要求、安全性、環境負荷や経済性などに着目して技術を最適化すること」です。改訂案では「適切に活用したり、新たな価値を創造したりすること」に変わります。
3
四肢択一
A〜Dのすべての領域を貫く「技術の学習過程」の3段階として正しい順序はどれか。
選択肢
  1. 問題解決 → 仕組みを知る → 俯瞰する
  2. 仕組みを知る → 問題解決 → 俯瞰する
  3. 俯瞰する → 仕組みを知る → 問題解決
  4. 仕組みを知る → 俯瞰する → 問題解決
解答2 仕組みを知る → 問題解決 → 俯瞰する
解説①技術の原理や仕組みを知り ②その技術を使った問題解決を実践し ③その技術を俯瞰・評価する。各領域の(1)(2)(3)がこれに対応します。
4
四肢択一
A〜Dのうち、内容項目が4つあるのはどの領域か。
選択肢
  1. A 材料と加工
  2. B 生物育成
  3. C エネルギー変換
  4. D 情報の技術
解答4 D 情報の技術
解説Dだけが(1)〜(4)。問題解決の項目を2つ持つためです(双方向性のあるコンテンツ/計測・制御)。他はいずれも(1)(2)(3)の3項目です。
5
四肢択一
前回改訂(平成29年)でDに新しく位置付けられたのはどれか。
選択肢
  1. 計測・制御のプログラミング
  2. ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング
  3. 情報モラル
  4. 情報セキュリティ
解答2 ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング
解説従前からの計測・制御に加えて新設されました。従前の「情報に関する技術を利用した製作品の設計と製作」の項目から変更されたものです。
6
四肢択一
各領域の指導事項「ア」は、資質・能力の三つの柱のどれに対応するか。
選択肢
  1. 知識及び技能
  2. 思考力、判断力、表現力等
  3. 学びに向かう力、人間性等
  4. どれにも対応しない
解答1 知識及び技能
解説アが【知識及び技能】、イが【思考力、判断力、表現力等】に対応します。【学びに向かう力、人間性等】は分野目標(3)を各項目でどう涵養するかという形で扱われます。
7
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
現行では、第3学年で取り上げる「技術による問題の解決」の項目で、他の内容の技術も含めた統合的な問題を取り扱うことになっている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説内容の取扱いに規定されています。これが次期で新設される「技術の統合」の原型にあたります。
8
四肢択一
各領域の(1)「生活や社会を支える◯◯の技術」の項目は、どのような位置づけで指導することとされているか。
選択肢
  1. まとめとして最後に指導する
  2. 小学校での学習を踏まえた中学校でのガイダンス的な内容としても指導する
  3. 家庭学習に委ねる
  4. 高校との接続としてのみ扱う
解答2 小学校での学習を踏まえた中学校でのガイダンス的な内容としても指導する
解説解説に明記されています。小学校からの接続を意識した入口として機能します。
9
四肢択一
技術・家庭科の標準授業時数の組み合わせとして正しいのはどれか。
選択肢
  1. 70/70/70
  2. 70/70/35
  3. 35/35/35
  4. 105/70/35
解答2 70/70/35
解説第1学年70、第2学年70、第3学年35で計175コマ。これを技術分野と家庭分野で分け合います。
10
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
現行の評価の観点は3観点である。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度。なお次期では、評定に総括するのは前2観点とし、学びに向かう力は個人内評価とする方向が検討されています。
11
四肢択一
現行の中学校学習指導要領が全面実施されたのはいつか。
選択肢
  1. 平成29年度
  2. 令和元年度
  3. 令和3年度
  4. 令和5年度
解答3 令和3年度
解説平成29年3月告示、令和3年度(2021年度)から全面実施です。次期は2030年度全面実施の見込みなので、あと数年はこの要領で進みます。
12
四肢択一
次期改訂の議論で、現行の技術分野に対して指摘されている内容はどれか。
選択肢
  1. 製作の技能に時間をかけすぎている
  2. 多くの生徒が技術の原体験にとどまり深い理解に至っていない
  3. 領域数が多すぎる
  4. 評価の観点が少なすぎる
解答2 多くの生徒が技術の原体験にとどまり深い理解に至っていない
解説「技術の学習過程の考え方の定着が図られておらず、多くの生徒が技術の原体験にとどまり深い理解に至っていない」と指摘されています。
13
四肢択一
A・B・Cの3領域について指摘されている課題はどれか。
選択肢
  1. 安全指導が不十分
  2. 問題を見いだして課題を設定し、解決策を設計・計画する過程の指導が不十分
  3. 題材が古い
  4. 時数が多すぎる
解答2 問題を見いだして課題を設定し、解決策を設計・計画する過程の指導が不十分
解説加えて「DX化の進む現代の製造や食料生産、エネルギー生産と供給等と乖離した指導の状況」も挙げられています。
14
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
各領域の(3)「社会の発展と◯◯の技術」の指導事項イは、領域ごとにまったく異なる文言で書かれている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説A〜Dでほぼ同じ文言です。「技術を評価し、適切な選択と管理・運用の在り方や、新たな発想に基づく改良と応用について考えること」。領域が違っても育てる力は同じ形をしています。
15
四肢択一
次期で、現行のD(2)とD(3)はどうなる見込みか。
選択肢
  1. そのまま2項目として残る
  2. 統合されて「プログラミングと自動化」の1項目になる
  3. 廃止される
  4. 高校に移される
解答2 統合されて「プログラミングと自動化」の1項目になる
解説2つの問題解決の項目が統合され、AIによる自動化やアジャイルな制作、フィジカルAIといった内容が加わります。
16
四肢択一
現行の枠内でも、次期に向けて今日から始められることとして適切なのはどれか。
選択肢
  1. 3Dプリンタを自費で購入する
  2. 単元計画の柱を「原理と仕組み/問題解決/吟味と活用」に揃える
  3. A・B・Cの指導をやめる
  4. 評価を2観点に変える
解答2 単元計画の柱を「原理と仕組み/問題解決/吟味と活用」に揃える
解説内容を変えなくても、示し方を揃えるだけで改訂に接続できます。設備は国と自治体の課題として整備促進が図られる方向です。評価の変更は告示後の話です。
17
四肢択一
現行の分野目標(1)(知識及び技能)に列挙されている技術に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 材料、加工
  2. 生物育成
  3. エネルギー変換
  4. 人工知能
解答4 人工知能
解説「材料、加工、生物育成、エネルギー変換及び情報の技術」の5つです。生成AI等の先端技術が明確に位置付けられていないことが、次期改訂での課題として指摘されました。
18
四肢択一
現行の分野目標(2)に含まれる語句はどれか。
選択肢
  1. 探究的に
  2. 製作図等に表現し
  3. 正負の両面
  4. 価値を創造し
解答2 製作図等に表現し
解説「解決策を構想し、製作図等に表現し、試作等を通じて具体化し、実践を評価・改善するなど」。他の3つはいずれも改訂案で加わる表現です。
19
四肢択一
現行の分野目標(3)(学びに向かう力、人間性等)の表現はどれか。
選択肢
  1. 適切かつ誠実に技術を工夫し創造しようとする実践的な態度
  2. 進んで活用、創造しようとする意思や感性
  3. 探究する態度
  4. 協働する力
解答1 適切かつ誠実に技術を工夫し創造しようとする実践的な態度
解説「よりよい生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて、適切かつ誠実に技術を工夫し創造しようとする実践的な態度を養う」です。
20
四肢択一
平成29年改訂で重視された方向性として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 技術の発達を主体的に支え、技術革新を牽引できる資質・能力の育成
  2. 製作技能の徹底
  3. 進路指導との連携
  4. 情報モラルの単独指導
解答1 技術の発達を主体的に支え、技術革新を牽引できる資質・能力の育成
解説技術を評価し、適切に選択・管理運用・改良・応用することで、よりよい生活や持続可能な社会を構築する資質・能力の育成が、より一層重視されました。
21
四肢択一
D(2)で制作するプログラムに関して、現行で求められている要素はどれか。
選択肢
  1. ネットワークの利用および双方向性
  2. 人工知能の実装
  3. データベースの構築
  4. 3D表現
解答1 ネットワークの利用および双方向性
解説この2つが要件です。双方向性とは、使用者の働きかけに応じて動作が変化する仕組みを指します。
22
四肢択一
現行のD領域について、指導上のポイントとして挙げられることが多いのはどれか。
選択肢
  1. A〜Cと違い、デバッグで手直しして完成度を高められる
  2. 失敗するとやり直しがきかない
  3. 評価が不要である
  4. 家庭学習で完結する
解答1 A〜Cと違い、デバッグで手直しして完成度を高められる
解説A〜Cは製作で大きな失敗をすると限られた時数でのやり直しがほぼ無理ですが、Dは手軽に手直しできるデバッグで完成度を高められる点が特徴です。
23
四肢択一
現行のA〜Cで「設計・計画」にあたるものは、Dでは何にあたるか。
選択肢
  1. プログラムの制作
  2. 手順や構造を示したアクティビティ図
  3. デバッグ
  4. 動作確認
解答2 手順や構造を示したアクティビティ図
解説A〜Cの「製作・育成」にあたるのがプログラムの「制作」です。この対応を意識すると、D領域の指導が組み立てやすくなります。
24
四肢択一
令和7年度時点で、技術分野を免許外教科担任が担当している人数はどれくらいか。
選択肢
  1. 約100人
  2. 約500人
  3. 約1,900人
  4. 約5,000人
解答3 約1,900人
解説免許外教科担任1,863人、臨時免許状所有者543人。取りまとめ案はこれを「危機的な課題」と明記しています。
25
四肢択一
現行の技術分野で、情報活用能力の育成について指摘されている課題はどれか。
選択肢
  1. コンピュータやネットワークの仕組みの理解やデータ活用が十分に扱われていない
  2. タイピング指導が過剰である
  3. 情報モラルの時数が多すぎる
  4. プログラミング言語が統一されていない
解答1 コンピュータやネットワークの仕組みの理解やデータ活用が十分に扱われていない
解説加えて「生成AI等の先端技術に関わる内容が明確に位置付けられておらず、情報モラルやメディアリテラシーの育成は学校による取組の差が大きい」とされています。
26
四肢択一
現行学習指導要領の3つの評価観点のうち、次期で個人内評価に変わる方向が検討されているのはどれか。
選択肢
  1. 知識・技能
  2. 思考・判断・表現
  3. 主体的に学習に取り組む態度
  4. すべて
解答3 主体的に学習に取り組む態度
解説「学びに向かう力・人間性」は評定せず総合所見欄等に反映する方向です。ただし「評価をしなくてよくなる」という意味ではないと明記されています。
27
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
現行の技術分野は、小学校のプログラミング教育の成果を踏まえて設計されている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説「小学校におけるプログラミング教育の成果を生かし発展させるという視点から、従前からの計測・制御に加えて、ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングを位置付けた」と解説にあります。
28
四肢択一
現行のA領域(1)のイに書かれている指導事項はどれか。
選択肢
  1. 技術に込められた問題解決の工夫について考えること
  2. 製作に必要な図をかくこと
  3. 技術を評価すること
  4. 材料を選択すること
解答1 技術に込められた問題解決の工夫について考えること
解説A〜Dの(1)のイに共通する文言です。「原理・法則と仕組みを理解する(ア)」→「そこに込められた工夫を考える(イ)」という組み立てになっています。
29
四肢択一
現行の技術分野で、統合的な問題を扱うことになっているのは何学年か。
選択肢
  1. 第1学年
  2. 第2学年
  3. 第3学年
  4. 学年の指定はない
解答3 第3学年
解説高等学校との関連を踏まえ、また現代の技術がシステム化されている実態に対応するため、第3学年で取り上げる内容の「技術による問題の解決」で扱うこととされています。
30
四肢択一
次期で現行のA・B・Cはどうなる見込みか。
選択肢
  1. 廃止される
  2. 「情報を基盤とした生産技術」領域として、情報技術を前提に組み直される
  3. そのまま横並びで残る
  4. 選択領域になる
解答2 「情報を基盤とした生産技術」領域として、情報技術を前提に組み直される
解説横並びの4領域から、情報技術が下から支える縦の関係へ。これが構造上の最大の変化です。

④学習指導要領のしくみ資質・能力/深い学び/高次の資質・能力

三つの柱と見方・考え方全8問

1
四肢択一
資質・能力の三つの柱のうち、「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」に対応するのはどれか。
選択肢
  1. 知識及び技能
  2. 思考力、判断力、表現力等
  3. 学びに向かう力、人間性等
  4. 見方・考え方
解答3 学びに向かう力、人間性等
解説「学びに向かう力、人間性等」です。他の二つの柱をどのような方向性で働かせるかを決定付ける重要な要素とされています。
2
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「見方・考え方」は、現行では学習指導要領の本体に「見方・考え方を働かせ」としか書かれておらず、中身は解説の方に書かれている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説この分かりにくさが課題とされ、次期では見方・考え方をその教科の「意義」として本体で示す方向で検討されています。
3
四肢択一
技術分野の見方・考え方(現行)で、着目するものとして挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. 社会からの要求
  2. 安全性
  3. 環境負荷や経済性
  4. 情報の信頼性
解答4 情報の信頼性
解説現行は「社会からの要求、安全性、環境負荷や経済性などに着目して技術を最適化する」です。改訂案では「正負の両面を含め多角的に捉え、新たな価値を創造する」に変わります。
4
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
知識・技能を十分に身に付けてから、思考・判断・表現の学習に進むのが望ましいとされている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説順序ではなく往還です。「ある程度の知識・技能なしに思考・判断・表現することは難しいし、思考・判断・表現を伴う学習活動なしに知識の深い理解と技能の確かな定着は難しい」とされ、一体的育成が求められています。
5
四肢択一
見方・考え方を構成する3つの部品として、正しい組み合わせはどれか。
選択肢
  1. 目標/内容/評価
  2. 扱う事象や対象/固有の視点/固有の考え方や判断の仕方
  3. 知識/技能/態度
  4. 主体的/対話的/深い
解答2 扱う事象や対象/固有の視点/固有の考え方や判断の仕方
解説どの教科の見方・考え方も、①扱う事象や対象 ②その教科固有の物事を捉える視点 ③その教科固有の考え方や判断の仕方、の3つで書かれています。分解すると読みやすくなります。
6
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「知識及び技能」の柱で目指されているのは、個別の事実的知識を数多く覚えている状態である。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説個別の知識だけでなく、それらが相互に関連付けられて概念として理解され、生きて働く状態を目指します。次期ではこれが「統合的な理解」として明示されます。
7
四肢択一
現行の学習指導要領で、すべての教科等の目標と内容が書き直された枠組みはどれか。
選択肢
  1. 4つの視点
  2. 資質・能力の三つの柱
  3. 5つの領域
  4. 6つの観点
解答2 資質・能力の三つの柱
解説平成29年改訂の最大の構造変化です。技術分野の目標も(1)(2)(3)がこの三つの柱に対応しています。
8
四肢択一
次期改訂の視点として示されているのはどれか。
選択肢
  1. 何を知っているかだけでなく、知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか
  2. いかに多くの知識を効率よく習得させるか
  3. いかに評価を厳密にするか
  4. いかに授業時数を確保するか
解答1 何を知っているかだけでなく、知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか
解説知識・技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力や人間性など情意・態度等に関わるものの全てを、いかに総合的に育んでいくか、という問いです。

主体的・対話的で深い学び全8問

1
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「主体的・対話的で深い学び」は、特定の指導方法の名称である。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説これは授業改善の視点であって、特定の指導方法の名前ではありません。形だけ活発な授業になることが課題として指摘されてきました。
2
四肢択一
「対話的な学び」に含まれるものとして、資料に挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. 子供同士の協働
  2. 教職員や地域の人との対話
  3. 先哲の考え方を手掛かりに考えること
  4. 生成AIとの対話
解答4 生成AIとの対話
解説現行の定義は「子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等」です。本や資料との対話も含まれる点が見落とされがちです。
3
四肢択一
「深い学び」の定義に必ず出てくるキーワードはどれか。
選択肢
  1. 見方・考え方を働かせながら
  2. グループ活動を通して
  3. ICTを活用して
  4. 振り返りを行いながら
解答1 見方・考え方を働かせながら
解説「各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり…」が定義です。深い学びと見方・考え方は不可分です。
4
四肢択一
カリキュラム・マネジメントの3つの側面に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 教科等横断的な視点で内容を組織的に配列する
  2. 実施状況を評価して改善を図る(PDCA)
  3. 地域等の外部資源も含めて活用する
  4. 教科書の内容を網羅的に指導する
解答4 教科書の内容を網羅的に指導する
解説3つの側面は①教科等横断 ②PDCA ③人的・物的資源の活用です。次期では、むしろ網羅主義を脱する方向が明確に打ち出されています。
5
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
次期改訂で「主体的・対話的で深い学び」は、Excellence(第一の方向性)として一層の具現化・深化を図る対象とされている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説次期の3つの方向性は、①主体的・対話的で深い学びの実装(Excellence)②多様性の包摂(Equity)③実現可能性の確保(Feasibility)。①が第一の方向性とされています。
6
四肢択一
「主体的な学び」の要素に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 学ぶことに興味や関心を持つ
  2. 見通しを持って粘り強く取り組む
  3. 自己の学習活動を振り返って次につなげる
  4. 他者と役割分担して作業する
解答4 他者と役割分担して作業する
解説役割分担は主体的な学びの定義には含まれません。なお「自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら」も要素のひとつです。
7
四肢択一
次期におけるカリキュラム・マネジメントの検討方向はどれか。
選択肢
  1. 教師にとって意義を感じられる日常の取組となるよう考え方を整理する
  2. 管理職のみが担うものとする
  3. 評価と切り離す
  4. 様式を統一する
解答1 教師にとって意義を感じられる日常の取組となるよう考え方を整理する
解説事務作業ではなく日常の実践として位置づけ直す方向です。
8
四肢択一
次期改訂の目指す子供の姿として掲げられているのはどれか。
選択肢
  1. 学力上位層の底上げ
  2. 自らの人生を舵取りすることができる民主的で持続可能な社会の創り手
  3. 国際学力調査の順位向上
  4. 専門人材の早期選抜
解答2 自らの人生を舵取りすることができる民主的で持続可能な社会の創り手
解説「生涯にわたって主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら」という前置きとともに示されています。3つの方向性はこれを三位一体で具現化するものです。

高次の資質・能力全10問

1
四肢択一
「高次の資質・能力」とは何を総称した言葉か。
選択肢
  1. 知識及び技能に関する統合的な理解/思考力、判断力、表現力等の総合的な発揮
  2. 主体的な学び/対話的な学び/深い学び
  3. 知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度
  4. Excellence/Equity/Feasibility
解答1 知識及び技能に関する統合的な理解/思考力、判断力、表現力等の総合的な発揮
解説この2つの総称です。個別の資質・能力が深まることで至る姿を指し示します。
2
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「高次の資質・能力」は、個別の知識や技能より重要である、という意味で使われている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説資料は「個別の資質・能力との関係で重要性の軽重を意味するものではない」と明記しています。さらに「個別の資質・能力が確実に育成されることが、統合的な理解や総合的な発揮を支える」と注記されています。
3
四肢択一
「知識及び技能に関する統合的な理解」の説明として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 多くの知識を暗記して蓄積した姿
  2. 個別の知識や技能が相互に関連付けられて一般化された姿
  3. 知識を他者に説明できる姿
  4. 知識をデジタルで整理した姿
解答2 個別の知識や技能が相互に関連付けられて一般化された姿
解説「個別の知識や技能が相互に関連付けられて一般化され、統合的な理解となった姿」です。数学の例では「関数を使えば未知の状況を予測できる」がこれにあたります。
4
四肢択一
「思考力、判断力、表現力等の総合的な発揮」の説明として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 決められた手順を正確に実行できる姿
  2. 複雑な課題の解決に向けて、個別の思考力等を組み合わせたり選んだりして総合的に働かせた姿
  3. 考えを文章で表現できる姿
  4. グループで意見をまとめられる姿
解答2 複雑な課題の解決に向けて、個別の思考力等を組み合わせたり選んだりして総合的に働かせた姿
解説「未知の状況にも対応できる」ことがポイントです。数学の例では「現実の事象を数式でモデル化し、未知の状況を予測して、具体的な解決策を選択する」姿。
5
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「高次の資質・能力」は、論点整理の段階では別の名前で呼ばれていた。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説論点整理では「中核的な概念の深い理解」「複雑な課題の解決」でした。総則・評価特別部会の議論を踏まえて改称されています。資料によって呼び方が違うのはこのためです。
6
四肢択一
「高次の資質・能力」が導入されたねらいはどれか。
選択肢
  1. 評定を厳格化するため
  2. 「深い学び」を授業で具現化しやすくするため
  3. 授業時数を削減するため
  4. 入試問題の難度を上げるため
解答2 「深い学び」を授業で具現化しやすくするため
解説「統合的な理解」と「総合的な発揮」を記述することで、資質・能力の理解や教師の単元構成・授業づくりを助け、「深い学び」を授業で具現化しやすくすることがねらいです。
7
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
情報・技術科(仮称)では、高次の資質・能力は領域ごとにひとつだけ設定される。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説内容項目ごとに「統合的な理解」と「総合的な発揮」が設定されます。2領域7内容項目それぞれに置かれる構造です。
8
四肢択一
高次の資質・能力は、資質・能力の三つの柱のうちどれについて示されるか。
選択肢
  1. 三つすべて
  2. 知識及び技能/思考力、判断力、表現力等 の二つ
  3. 思考力、判断力、表現力等 のみ
  4. 学びに向かう力、人間性等 のみ
解答2 知識及び技能/思考力、判断力、表現力等 の二つ
解説「学びに向かう力、人間性等」については、高次の資質・能力ではなく4要素への再整理という別の形で扱われます。
9
四肢択一
高次の資質・能力の導入とあわせて進められる、学習指導要領そのものの改善はどれか。
選択肢
  1. 構造化・表形式化・デジタル化
  2. ページ数の増加
  3. 告示の分冊化
  4. 解説の廃止
解答1 構造化・表形式化・デジタル化
解説子供たちに育む資質・能力が分かりやすく、日々の授業づくりで教師一人一人が使いやすいものにするため、この3つを一体的に進めるとされています。
10
四肢択一
情報・技術科の「情報の表現とデジタル化」の統合的な理解として示されているのはどれか。
選択肢
  1. 情報機器を正確に操作できることを理解する
  2. 情報技術により情報やデータから新たな関係や意味を見いだしたり、利用者の立場で情報を批判的に吟味・設計したりすることが、分かりやすい表現につながることを理解する
  3. デジタル化の手順を暗記する
  4. ソフトウェアの機能を網羅的に理解する
解答2 情報技術により情報やデータから新たな関係や意味を見いだしたり、利用者の立場で情報を批判的に吟味・設計したりすることが、分かりやすい表現につながることを理解する
解説この書き方によって、単に知識を覚えたり技能を磨いたりするにとどまらず、その技術活用の有する価値や可能性を理解できるような授業づくりを促すことがねらいとされています。

学びに向かう力と評価全9問

1
四肢択一
次期で再整理される「学びに向かう力、人間性等」の4要素に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 初発の思考や行動を起こす力・好奇心
  2. 学びの主体的な調整
  3. 他者との対話や協働
  4. 知識の正確な再生
解答4 知識の正確な再生
解説4要素は①初発の思考や行動を起こす力・好奇心 ②学びの主体的な調整 ③他者との対話や協働 ④学びを方向付ける人間性、です。
2
四肢択一
「学びの主体的な調整」の核にある考え方はどれか。
選択肢
  1. メタ認知
  2. 情報活用能力
  3. 言語能力
  4. キャリア教育
解答1 メタ認知
解説自分の思考や行動を客観的に把握し認識するメタ認知をしながら学習を自己調整し、修正したり次につなげたりする力です。
3
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
次期の方向性では、観点別評価のうち評定に総括するのは「知識・技能」と「思考・判断・表現」の2観点となる案が示されている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説「学びに向かう力・人間性」は個人内評価とし、評定せず総合所見欄等に反映する方向です。
4
四肢択一
新たに検討されている「◯」の付記は、どの観点に付くものか。
選択肢
  1. 知識・技能
  2. 思考・判断・表現
  3. 主体的に学習に取り組む態度
  4. 評定そのもの
解答2 思考・判断・表現
解説思考・判断・表現の過程で「初発の思考や行動を起こす力・好奇心」「学びの主体的な調整」「他者との対話や協働」が特に表出した場合に、「思・判・表」の観点別評価に「◯」を付記する案です。
5
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
評価の見直しは、「学びに向かう力、人間性等」を軽視してよいという趣旨である。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説資料は明確に否定しています。「評価をしなくてもよくなる」「軽視してよい」といった誤った理解とならないよう、具体的な運用の設計と趣旨の周知・徹底を図る必要があると書かれています。むしろ一層重要になるという前提です。
6
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
「◯」を評定に加味するかどうかは、すでに結論が出ている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答2 誤り
解説「引き続き総則・評価特別部会で検討を深める」とされており、確定していません。
7
四肢択一
現行の「学びに向かう力、人間性等」の記述について指摘されている課題はどれか。
選択肢
  1. 要素が少なすぎる
  2. 多岐にわたる要素が列記されているが、全体像や関係性が分からない
  3. 評価の方法が細かすぎる
  4. 教科ごとに違いすぎる
解答2 多岐にわたる要素が列記されているが、全体像や関係性が分からない
解説だからこそ、要素と要素間の関係を構造化することで、学校現場の実践につながりやすくする、というのが再整理の趣旨です。
8
四肢択一
「学びを方向付ける人間性」に関連するものとして挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. 民主主義、共生社会
  2. 個人と社会のウェルビーイング
  3. アイデンティティ、エージェンシー
  4. 情報セキュリティ
解答4 情報セキュリティ
解説思考や行動を自身の豊かな人生やより良い社会に向けていく人間性であり、持続可能な社会や環境も関連要素として挙げられています。
9
四肢択一
「学びに向かう力、人間性等」の4要素は、どのような関係で育まれるとされているか。
選択肢
  1. ①から④へ順番に積み上がる
  2. ①と②③の往還を通じ、粘り強く継続的に思考・行動する経験が繰り返されて育まれる
  3. ④が最初に必要
  4. 相互に独立している
解答2 ①と②③の往還を通じ、粘り強く継続的に思考・行動する経験が繰り返されて育まれる
解説「初発の思考や行動を起こす力」と、「学びの主体的な調整」「他者との対話や協働」との往還が鍵とされています。

余白と柔軟な教育課程全10問

1
四肢択一
標準授業時数が超過する要因として資料が挙げている「2つの懸念」に含まれるのはどれか。
選択肢
  1. 教科書を網羅的に教えなければならないという根強い認識
  2. 部活動の時間が長いこと
  3. 行事が多いこと
  4. 教員数の不足
解答1 教科書を網羅的に教えなければならないという根強い認識
解説①教科書を網羅的に教えなければならないという認識 ②不測の事態等があっても標準を下回らないようにしなければならない、の2つです。
2
正誤判定
次の記述は正しいか、誤りか。
次期では、各教科の標準授業時数を下回る時数で指導できるようにする方向が検討されている。
選択肢
  1. 正しい
  2. 誤り
解答1 正しい
解説下回って生み出した分は「調整授業時数」として、他教科への上乗せ、「裁量的な時間」、特に必要な教科の開設などに充てられるようにする案です。
3
四肢択一
「裁量的な時間」の一部を充てられるとされているものはどれか。
選択肢
  1. 部活動
  2. 授業や指導の改善に直結する組織的な研究・研修等
  3. 学校行事
  4. 定期考査
解答2 授業や指導の改善に直結する組織的な研究・研修等
解説児童生徒への学習支援に加え、教育の質の向上に向けた組織的な研究・研修等に充てられるようにする案が示されています。教師側の「余白」でもあります。
4
四肢択一
教科書について示されている方向性はどれか。
選択肢
  1. 教科書「を」教えるから、教科書「で」教えるへ
  2. 教科書のページ数を増やす
  3. 教科書を廃止しデジタル教材に一本化する
  4. 教科書検定を廃止する
解答1 教科書「を」教えるから、教科書「で」教えるへ
解説高次の資質・能力をもとに重点化し、分量を精選。網羅主義を脱するため、高校入試の改善も必要と明記されています。
5
四肢択一
柔軟な教育課程の「2階」(個々の児童生徒に着目した教育課程)で、新設が検討されている対象はどれか。
選択肢
  1. 日本語指導が必要な児童生徒
  2. 通級による指導が必要な児童生徒
  3. 特定分野に特異な才能のある児童生徒
  4. 不登校児童生徒
解答3 特定分野に特異な才能のある児童生徒
解説日本語指導・不登校・通級は拡充、特定分野に特異な才能のある児童生徒と学齢超過者が新設として示されています。
6
四肢択一
「裁量的な時間」に想定されている学習として挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. 基本的な概念の獲得や意味理解を伴った確かな知識の習得
  2. 学習方略に関する指導
  3. 個人探究を伴う体験活動
  4. 定期考査の実施
解答4 定期考査の実施
解説ほかに、認知の特性に応じた学力保障、ソーシャルスキルトレーニング等が挙げられています。
7
四肢択一
中央教育審議会の答申が予定されているのはいつか。
選択肢
  1. 令和7年度中
  2. 令和8年度中
  3. 令和10年度中
  4. 令和12年度中
解答2 令和8年度中
解説令和8年夏頃までに各WGが取りまとめ、パブリックコメントを経て令和8年度中に答申、その後改訂告示という流れです。
8
四肢択一
次期改訂の3つの方向性のうち、Feasibilityにあたるのはどれか。
選択肢
  1. 主体的・対話的で深い学びの実装
  2. 多様性の包摂
  3. 実現可能性の確保
  4. 情報活用能力の抜本的向上
解答3 実現可能性の確保
解説Excellence=主体的・対話的で深い学びの実装、Equity=多様性の包摂、Feasibility=実現可能性の確保。情報活用能力の抜本的向上は、この3つを貫く具体的な柱のひとつです。
9
四肢択一
情報活用能力は、次期では何を構成要素として整理されているか。
選択肢
  1. 読む・書く・話す
  2. 活用/適切な取扱い/特性の理解
  3. 知識/技能/態度
  4. 収集/整理/発信
解答2 活用/適切な取扱い/特性の理解
解説①情報技術の活用を中核とし、②適切な取扱いと③特性の理解がその発揮を支える、という関係で整理されています。
10
四肢択一
高等学校段階で検討されている柔軟化に含まれないのはどれか。
選択肢
  1. 複数科目を一体的に指導する場合の減単
  2. 学校設定科目の修得単位数の上限引き上げ
  3. 週当たり授業時数の標準(週30コマ)を示さない方向
  4. 卒業必要単位数を74単位から増やす
解答4 卒業必要単位数を74単位から増やす
解説卒業に必要な単位数74は変わりません。単位数の細分化や、一定条件下での履修免除・振り替えの仕組みの創設も検討されています。

⑤詳解編一次資料の粒度で読む体系

詳解クイズ全30問入門編①〜④には出てこない、詳解編だけの問題です

1
四肢択一
今次改訂で、学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力は何に絞って整理されたか。
選択肢
  1. 情報の活用
  2. 情報技術の活用
  3. 情報の収集
  4. 情報モラル
解答2 情報技術の活用
解説「情報の活用」は言語能力と重なる側面があり、情報技術を介さない情報活用を切り分けることが困難なため、「情報技術の活用」に絞って整理されました。「情報の活用」は各教科等の特質に応じて育成・発揮されるものとされています。
2
四肢択一
言語能力と情報活用能力の関係として、資料が示している対比はどれか。
選択肢
  1. 言語能力=基礎/情報活用能力=強化・拡張
  2. 言語能力=応用/情報活用能力=基礎
  3. 両者は独立している
  4. 情報活用能力が言語能力を包含する
解答1 言語能力=基礎/情報活用能力=強化・拡張
解説言語能力の基礎の上に情報技術を活用することで、人間の思考やコミュニケーション、身体活動等を強化・拡張し、探究的な学びや課題解決につなげる、という整理です。
3
四肢択一
情報活用能力の3構成要素のうち、中学校段階以降で「一層重視する」とされているのはどれか。
選択肢
  1. ①活用
  2. ②適切な取扱い
  3. ③特性の理解
  4. どれも同じ
解答3 ③特性の理解
解説抽象的・科学的な理解を必要とする③特性の理解です。小学校段階は体験的な活動を重視し①を中核として②③と相まって培う、という書き分けになっています。
4
四肢択一
小学校で「情報の領域」が教科ではなく総合的な学習の時間への付加とされた理由はどれか。
選択肢
  1. 時数が確保できないため
  2. 初めて探究的な学びや情報技術の活用に取り組む段階で、体験的な活動を通して一体的に育成することが効果的だから
  3. 教員免許がないため
  4. 教科書が作れないため
解答2 初めて探究的な学びや情報技術の活用に取り組む段階で、体験的な活動を通して一体的に育成することが効果的だから
解説だから小学校だけは3構成要素をそのまま内容項目として構造化します。中高では教科固有の内容を中心に再構造化する、という違いが生まれます。
5
四肢択一
情報技術領域の各内容項目は、いくつの「内容のまとまり」で構成されるか。
選択肢
  1. 2つ
  2. 3つ
  3. 4つ
  4. 5つ
解答3 4つ
解説❶仕組みを知る ❷批判的に考える/リスクに対処 ❸設計する ❹つくる・伝える の4つ。生産技術領域は3つのまとまりで、非対称な構造になっています。
6
四肢択一
「情報の表現とデジタル化」の内容のまとまり間の関係を表す語はどれか。
選択肢
  1. 情報の吟味と表現を往還
  2. 手順の設計と実装を往還
  3. 価値の創出と改善・活用を往還
  4. 入力と出力を往還
解答1 情報の吟味と表現を往還
解説(2)プログラミングと自動化が「手順の設計と実装を往還」、(3)情報基盤とシステム化が「価値の創出と改善・活用を往還」です。
7
四肢択一
生産技術領域の内容のまとまりは、何と一致する形で構成されているか。
選択肢
  1. 資質・能力の三つの柱
  2. 技術の学習過程
  3. 情報活用能力の3構成要素
  4. 評価の3観点
解答2 技術の学習過程
解説「1 技術の仕組みや安全な使い方を知る/2 つくる・育てる/3 技術を俯瞰し活用の在り方を考える」が、(ア)(イ)(ウ)の学習過程とそのまま対応します。
8
四肢択一
生産技術領域の4項目のうち、3段目に「新たな技術の在り方を考える」まで書かれているのはどれか。
選択肢
  1. 材料加工とデジタル製作
  2. 生物育成とデータ活用
  3. エネルギー変換とスマート化
  4. 技術の統合
解答4 技術の統合
解説他の3項目は「よりよい活用の在り方を考える」ですが、技術の統合だけは既存技術の評価にとどまらず、技術そのものを構想する段階まで含意されています。
9
四肢択一
高次の資質・能力のうち、「探究的に」という語が明示されているのはどの内容項目か。
選択肢
  1. 情報の表現とデジタル化
  2. プログラミングと自動化
  3. 材料加工とデジタル製作
  4. 技術の統合
解答4 技術の統合
解説「安全性や環境負荷、経済性等に配慮しつつ、情報技術を基盤とする多様な技術を統合して、問題を解決するための仕組みを探究的に設計し表現できる」。
10
四肢択一
情報技術領域の「総合的な発揮」に共通して置かれている書き出しはどれか。
選択肢
  1. 安全性等に配慮しつつ
  2. 情報技術の正負の側面に配慮しつつ
  3. 経済性等に配慮しつつ
  4. 環境負荷等に配慮しつつ
解答2 情報技術の正負の側面に配慮しつつ
解説技術の正負の両面に目を向けることの重要性を踏まえ、負の側面への配慮を冒頭に記載した、と設定の考え方に明記されています。生産技術領域は項目ごとに配慮事項が書き分けられています。
11
四肢択一
「生物育成とデータ活用」の総合的な発揮で、冒頭に置かれている配慮事項はどれか。
選択肢
  1. 安全性等
  2. 環境負荷等
  3. 経済性等
  4. 信頼性等
解答2 環境負荷等
解説材料加工=安全性等、生物育成=環境負荷等、エネルギー変換=経済性等。現行の見方・考え方にある「安全性、環境負荷や経済性」が内容項目ごとに割り振られた形と読めます。
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四肢択一
小学校の「情報の領域」で、探究のプロセスに位置付けて学ぶ小単元を何と呼ぶか。
選択肢
  1. 情報ブロック
  2. ミニ探究ユニット
  3. 情報モジュール
  4. 探究パッケージ
解答2 ミニ探究ユニット
解説探究のプロセスに位置付けることが難しい内容は、独立した「情報ブロック」として学びます。この2つを組み合わせる設計です。
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四肢択一
「情報の領域」の指導計画として、資料が工夫例に挙げているのはどれか。
選択肢
  1. 1学期に集中的に配置する
  2. 通年で毎週1コマ配置する
  3. 3学期にまとめる
  4. 学年末に集中させる
解答1 1学期に集中的に配置する
解説理由は3つ。①探究の領域で活用できる ②ミニ探究ユニットで探究のプロセスを自覚的に経験できる ③各教科等でのデジタル学習基盤の効果的な活用につなげられる。
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四肢択一
小学校「情報の領域」の「③特性の理解」の内容のまとまりは、何を参照して整理されたか。
選択肢
  1. OECD Education 2030
  2. 日本学術会議 情報学委員会 情報学教育分科会『情報教育課程の設計指針』
  3. PISA調査の枠組み
  4. 情報処理学会のカリキュラム標準
解答2 日本学術会議 情報学委員会 情報学教育分科会『情報教育課程の設計指針』
解説❶情報及びコンピュータ ❷AI ❸アルゴリズム・プログラミング ❹デザイン ❺データの扱い ❻コミュニケーションやメディア ❼社会的役割 の7つに整理されています。
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四肢択一
小学校低学年は「情報の領域」の対象となるか。
選択肢
  1. 対象となり、週1コマ実施する
  2. 対象外で、各教科等の中で「基本的な操作」を中心に体験的に慣れ親しむ
  3. 対象外で、情報に関する指導は行わない
  4. 学校の判断による
解答2 対象外で、各教科等の中で「基本的な操作」を中心に体験的に慣れ親しむ
解説コンピュータで文字を書くこと、機器・アプリケーションの基本操作が中心。ID・パスワードの管理や正しい姿勢なども、操作を学ぶ過程と一体的に扱います。
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四肢択一
高等学校で情報Ⅰの科目構成を維持する理由として挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. 共通必履修になったのは前回改訂で日が浅い
  2. 大学入学共通テストに追加されたのは令和7年度
  3. 安易な科目構成の変更は現場の混乱を招く
  4. 情報Ⅰの内容がすでに完成されている
解答4 情報Ⅰの内容がすでに完成されている
解説むしろ内容は見直されます。中学校へ一部移行しつつAI・データサイエンスを充実するため、指導内容の分量は現行と大きく変わらない見込みとされています。
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四肢択一
情報Ⅱの単位数を柔軟に配当できるようにする論拠はどれか。
選択肢
  1. 教員が不足しているため
  2. 実装後の改善プロセスは課題によって内容や回数が異なり、あらかじめ一定の回数を定められる性質のものではないため
  3. 履修者が少ないため
  4. 他教科との調整のため
解答2 実装後の改善プロセスは課題によって内容や回数が異なり、あらかじめ一定の回数を定められる性質のものではないため
解説(5)PBLによる価値創造の実践において単位数の差が現れることが想定されており、実装後も陳腐化しないよう絶えずアップデートしていく必要がある、という性質に基づく判断です。
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四肢択一
今回の改訂が目指す、高校卒業段階での到達水準はどれか。
選択肢
  1. 数理・データサイエンス・AIのリテラシーレベル
  2. 同 応用基礎レベル
  3. 同 エキスパートレベル
  4. 特に設定されていない
解答1 数理・データサイエンス・AIのリテラシーレベル
解説現在この水準は大学・高専の卒業生が対象ですが、高校卒業生全員に保障する枠組みを構築する、というのが今回の目標設定です。「裾野の拡大」と「頂の高まり」という言い方で説明されています。
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四肢択一
教育課程上のメディアリテラシーの定義に含まれない要素はどれか。
選択肢
  1. 情報メディアの特性が受け手に及ぼす影響を踏まえる
  2. 情報を社会的・文化的背景の中で吟味し批判的に評価する
  3. 発信して社会参画する
  4. 情報機器を効率的に操作する
解答4 情報機器を効率的に操作する
解説操作技能は含まれません。「考え方や態度」として定義されているのが特徴です。
20
四肢択一
メディアリテラシーとクリティカル・シンキングの関係として正しいのはどれか。
選択肢
  1. 同じものの言い換えである
  2. 各教科等で育まれたクリティカル・シンキングを、要となる教科等で統合的に働かせて育成するのがメディアリテラシー
  3. メディアリテラシーが先に育ち、その後クリティカル・シンキングが育つ
  4. 両者は無関係
解答2 各教科等で育まれたクリティカル・シンキングを、要となる教科等で統合的に働かせて育成するのがメディアリテラシー
解説クリティカル・シンキングは「論理的・合理的に考察し、内省的に思考を振り返りながら、よりよい判断を志向する思考の様式」で、各教科等の学習過程の中で具体的に働くものと定義されています。
21
四肢択一
メディアリテラシーの指導で、偽情報や白黒はっきりしない情報について資料が明示している対応はどれか。
選択肢
  1. 必ず真偽を判定させる
  2. 「活用しない」「判断を留保する」ことも含まれる
  3. 教師が正解を示す
  4. 扱わない
解答2 「活用しない」「判断を留保する」ことも含まれる
解説「真偽不明な情報を主体的に吟味・判断・留保する」という表現が繰り返し使われています。必ず結論を出させる指導とは異なる方向です。
22
四肢択一
偽・誤情報の拡散の構造的要因として資料が挙げているのはどれか。
選択肢
  1. 確証バイアスとアテンションエコノミー
  2. 自動化バイアスと流暢性バイアス
  3. 正常性バイアスと同調圧力
  4. 認知的オフロードとハルシネーション
解答1 確証バイアスとアテンションエコノミー
解説確証バイアスは「人は自らの見たいもの、信じたいものを信じる」心理的特性。アテンションエコノミーは、クリックを集めるため過激なタイトルや憶測だけの記事が生まれる構造です。
23
四肢択一
情報技術領域における「AIを活用して学ぶ」の位置づけはどれか。
選択肢
  1. 補助的な役割として課題設定や評価・改善に使う
  2. 原理や特性を踏まえて使い方を設計・判断・評価する対象として捉える
  3. 使用しない
  4. 教師のみが使う
解答2 原理や特性を踏まえて使い方を設計・判断・評価する対象として捉える
解説生産技術領域では逆に「AIを補助的な役割として、問題発見や課題設定、設計及び製作・育成の評価・改善の過程で活用する」と書き分けられています。
24
四肢択一
生成AIの具体的な利活用のポイントは、どこで対応することとされているか。
選択肢
  1. 学習指導要領の本文
  2. 学習指導要領解説
  3. 生成AIの利活用に関するガイドライン等
  4. 各学校の判断
解答3 生成AIの利活用に関するガイドライン等
解説技術の進展やリスクの最新動向を踏まえた多角的な検討が必要であるため、学習指導要領改訂を待たずしてガイドライン等で対応することが必要、と明記されています。
25
四肢択一
新しい「プログラミング的思考」のフローで、AIの活用により省力化できるとされているのはどの段階か。
選択肢
  1. ①構想と⑥責任ある判断
  2. ②課題や条件の整理から⑤検証・改善まで
  3. すべての段階
  4. どの段階も省力化できない
解答2 ②課題や条件の整理から⑤検証・改善まで
解説だからこそ人間には何を実現したいのかを構想し、生成・作成したものを責任を持ってどう判断するかを含め、全体を見通して考える力がこれまで以上に求められる、という整理です。
26
四肢択一
AIの発達を踏まえたうえで、資料がコーディングについて述べていることはどれか。
選択肢
  1. コードを書く学習は不要になる
  2. 成果物の検証・改善や責任を持った活用のためには、プログラムを構成する仕組みや方法を理解することは引き続き求められる
  3. コーディングは高校からでよい
  4. 自然言語のみで指導する
解答2 成果物の検証・改善や責任を持った活用のためには、プログラムを構成する仕組みや方法を理解することは引き続き求められる
解説「AIの発達によってプログラミングに関する学習が不要になると捉えることは適当ではない」と明記されています。
27
四肢択一
必要な授業時数の検討で、中学校第1学年について積み上げられた学習活動の項目数はどれくらいか。
選択肢
  1. 32項目程度
  2. 45項目程度
  3. 65項目程度
  4. 100項目程度
解答3 65項目程度
解説中1で65項目程度、中2で66項目程度、中3で32項目程度。ただしWG自身が、1コマ未満で扱えるものも複数コマ要するものもあるとして参考資料と位置付けています。
28
四肢択一
各教科等から新教科・領域へ移行することが想定されている内容として挙げられていないのはどれか。
選択肢
  1. タイピングや映像メディアの操作、グラフの作り方
  2. プログラミングやデータ活用
  3. 産業と情報の関わり、情報機器と健康との関わり
  4. 外国語の語彙指導
解答4 外国語の語彙指導
解説これにより各教科等では重複して扱う必要性が低下し、内容を精選して教科固有の学びを重点化できるようになる、という論理です。
29
四肢択一
国が開発している学習者用教材について、資料が前提としているアップデートの頻度はどれか。
選択肢
  1. 告示のたび
  2. 5年に1回
  3. 少なくとも年に1回
  4. 随時(頻度は未定)
解答3 少なくとも年に1回
解説情報技術の発展を踏まえ、国が作成する授業動画において少なくとも年に1回のアップデートを図る前提、と明記されています。
30
四肢択一
「技術の統合」の実施にあたって、国が行うべきとされている支援はどれか。
選択肢
  1. 教材の開発のみ
  2. 指導計画や授業の具体的なイメージを示す参考資料と、研修を組み合わせたパッケージの提供まで
  3. 専門教員の配置
  4. 外部講師の派遣
解答2 指導計画や授業の具体的なイメージを示す参考資料と、研修を組み合わせたパッケージの提供まで
解説「教員が不安を感じることなく趣旨を十分に理解し、確実に実施できるよう」という理由が明示されています。新設内容への配慮が具体的に書かれている箇所です。